約3.7メートルものトロール、会いたい!
シアトル在住のアーティスト、Kim Beatonさんが25人のボランティアを募集し、15日かけて約3.7メートルの大きさのトロール(ノルウェーで伝承されている妖精)を制作しました。毒性のない、環境を破壊しない材料から作られています。このトロールの顔はモンタナ出身の木こりだった彼女の亡き父から影響されています。
環境に優しく制作されました
2006年にKimさんと彼女のボランティアチームは混凝紙、木、金属板、他非毒性材料を使用しトロールを作り上げました。信じられないほど現実的に見えますが、友好的な表情と美しい瞳は見ている人に注目させます。
トロールは友好的な生き物ではないのですが、Kimさんにだけは違いました。
「私の父は80歳になる数カ月前に亡くなりました。その後のある日、私はとある明確なイメージとともに目が覚めました。それは私の父が大きな木に変身しており森の中で静かに座っていたというものです。私はすぐにベッドから抜け出し、粘土を握っていました。」
40分後、私の手元には荒い像がありました。次の朝、彼女は友人らに「6日以内に新しく大きな事を始めよう」と電話をかけました。それからの6日間、彼女材料を集め、もっと多くの人にも電話をしました。6月8日に始め、15日後に終わりました。彼女の人生でここまで意欲的に取り組んだのは初めてだったそうです。
2年間、木のトロールは世界中から老若男女を問わず観客を呼び集め続けました。フリーモントでのパレードに出場した後、ベラージオカジノがそれを買収しました。今日では、感謝祭の時期にトロールは気温が調整された部屋に展示されています。おおよそ2500万人もの人々が見に来ます。
優しそうなトロールですね
Kimさんのお父さんがモデルとなったこちらのトロール、優しさがにじみ出ていて見ているこっちもなんだか優しい気分になります。トロールって怖そうなイメージがありますが、このトロールなら森の中で出くわしても大丈夫そうですね。友好的な関係を築けそうです。
【参照元:odditycentral】
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