京都からこんばんちは、パワプロ並みの無駄に豪快な空振りに定評のあるひでたかです。
旅行に行くたび、「家に帰るまでが遠足です」とはよく言ったものだなぁと思います。目的地までの行き帰りの時間に意外な発見があったり、「水曜どうでしょう」のごとく「移動そのもの」が旅のメインになったりと、「旅」と「移動時間」は切っても切れない関係じゃないでしょうか。
今回はそんな「移動時間」、それも「京都への行き帰り」をちょっと楽しくしてくれる臨時列車を紹介します。
和モダン列車「京とれいん」
梅田~京都を結ぶ阪急京都線。土日と祝日限定ですが、「乗った瞬間に京都を感じられる」コンセプトの臨時列車が一日四往復運転されています。
その名前は「京とれいん」。
かつて特急列車に利用されていた車両を、観光列車用に改造したものが使用されています。
町家を意識した中間車両
写真のように、列車の入り口は「町家の玄関先」を意識した格子状のパーテーションが設けられています。
車内はほぼ木目調のデザインです。
さらに座席の背もたれにはなんと「畳」が利用されています!
座席自体も通常2列+2列となっているところ、2列+1列になっているため非常にゆったりとしています。
畳地の上に座布団風のクッション。イメージは「町家の座敷に座っている」というところでしょうか。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、座席ごとにパーテーションがあるためちょっとした「個室気分」で利用できます。
そして嬉しいのが各車両に設けられている「観光ガイドコーナー」です。
梅田から京都までおおよそ50分程度なので、到着までの時間はこのガイドを見ながらみんなで観光する場所について話し合うなんてことも可能になります。
大阪から京都へ行くなら「京とれいん」!
いかがでしたでしょうか。
「京とれいん」は9時台・11時台・13時台・15時台に阪急梅田駅を出発し、ほぼノンストップで京都に向かいます。せっかく京都を観光するならば、ぜひ「京とれいん」で「京都までの移動時間」も楽しんでみてはいかがでしょうか。
「京とれいん」についての詳しい情報は、「阪急電鉄WEBサイト」をご覧いただければと思います。
それでは。