電話をしている時って、紙に何かの落書きを書いてませんか? その時に書いている落書きのような線を重ねることによって、「顔」を表現したアート作品の紹介です。これは、マレーシアのアーティスト、Vince Lowの作品です。自身も学習障害の一つ「失読症」であり、この病気を知ってもらうためのキャンペーンで描いたものだそうです。
この記事では、キャンペーに使われたアート作品の他に、Vince Lowが描いた作品を紹介します。
Vince Lowの作品
こうやって書いている
どれもこれもすごい作品。一体どうやって描かれているかというと、動画を見てもらえればわかります。本当にぐちゃぐちゃと書いています。
作品を見て
記者は、この作品を知り、失読症を知りました。そして、失読症(Dyslexia)について、Vince Lowのコメントがあります。
After all, dyslexics are known to be people with a good art sense and problem-solving skills. As a dyslexic myself, I am a testament to that fact.
失読症の人たちは、芸術センスが優れていたり、問題解決能力があるそうです。トム・クルーズやスティーブン・スピルバーグも失読症と公表しています。また、Vince Lowによって描かれたパブロ・ピカソも学習障害を持っていたと言われています。やはり、Vince Lowさんが言うように芸術センスに長けているのでしょう。こうやって失読症への理解が得られていけば良いですね。