使われなくなった廃屋や廃ビルに落書きがされているのを見掛けることがあります。たまに凄く芸術的なグラフィティなんかがあると、「スゴイなあ。」と見入ってしまうこともしばしば。
ペインターの方々からすると、廃屋や廃ビルがステキなキャンバスに見えるんでしょうね~。
今回は、ベルリンを拠点に活動するアーティスト・Kim Kwaczさん(Kim Kоsterさんとしても知られています)の新しいアート作品である<Monzter>をご紹介したいと思います。
ご覧のとおり、廃れた建物をキャンバスにユーモラスでちょっぴりキモかわいいモンスターたちがのびのびと描かれていますが、実はこの<Monzter>、初めてKimさんが子供たちのために取り掛かった、iPad用の絵本作品なんだそうです。
君には<Monzter>が見えるのかい?
彼の作品のモンスターを見て、松本大洋さんの漫画『GOGOモンスター』を思い出した方もおられるのではないでしょうか?あ~、もう一回読みたくなってきた!
<Monzter>の走り回る音や笑い声が聞こえてきても可笑しくないよね…。
何故かノスタルジックな気分になるのは、この作品が廃ビルに描かれてあるせいなのでしょうか?それとも彼らの存在のせいなのでしょうか?
この方がKimさんなのでしょうか?
それでは、<Monzter>のトレーラームービーをどうぞご覧ください☆
質問好きで工場に住んでいるモンスターたち。もしかすると、皆様の周りにもいるのかも知れませんネ。Kimさんの作品が気になった方は、『99 rooms』や『Ana Somnia』といった彼の他の作品もチェックしてみてくださいね!
参照元:Bored Panda