アイキャッチ画像は 藤村シシン さんからお借りしました

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こちらの画像は 藤村シシン さんよりお借りしました

様々な文明が生まれた時代「古代ギリシャ」。出てくる人物や地名など聞きなれない名前ばかりで、暗記に苦労した受験生時代を思い出します。

そんな古代ギリシャにほれ込み、古代ギリシャ料理の再現にチャレンジした人が登場。

歴史の教科書だけでは知りえない、リアルな彼らの食生活が明らかになります!

 

古代ギリシャ料理に挑む!

全世界70億分の0人の古代ギリシャ人の皆様、神慮めでたく! #古代ギリシャ料理 クッキングのお時間がやって参りました。 pic.twitter.com/P8IFB6sQMN

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

料理名だけですでにクライマックス

では、今からギリシャ神話・古代ギリシャ史の中に登場する #古代ギリシャ料理 のレシピより、 ・古代アテナイ風キャベツの前菜 ・浮きオリーブ ・秘儀おかゆ ・悪魔のクソ風味マグロとヤギ ・女性器型の神聖クッキー の全6品を料理し、最後に夜の饗宴でワインと共に食したいと思います!

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

まずは古代ギリシャ調味料のいかれたメンバーを紹介するぜ!別名「悪魔の糞」「悪臭を放つガム」と呼ばれる香草アサフェティダ(≒シルフィオン)。これが #古代ギリシャ料理 に特徴的な味…蓋を開けるのが怖い。そして砂糖は無い事をご記憶下さい! pic.twitter.com/MKvXqHanPl

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

 

ではクッキングスタート!

では最初に、「古代アテナイ風キャベツの前菜」。 #古代ギリシャ料理

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

「 研いだ鉄の刃でキャベツをスライス、水洗いして乾かし、大量のコリアンダーとヘンルーダと共に細かくたたき切る。はちみつビネガーと共に混ぜ合わせ、最後にシルフィオン(悪魔のクソ)を少量ふりかける。」 (『Collectiones Medicae』4.4.1より) #古代ギリシャ料理

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

古代ギリシャ人は甘党なので、前菜の酢の物にもとにかく蜂蜜が必要…!レシピを読む限り、まずはこの蜂蜜ビネガーとやらを作らねばならなそうな気がする!煮詰めた蜂蜜にビネガーを加えて混ぜる混ぜる! #古代ギリシャ料理 pic.twitter.com/sPxC4cW6fd

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

ちなみに、古代ギリシャのレシピは分量が書かれているものはほぼありません。そのため、よく電子レンジを爆発させたりオーブンに火を噴かせたりする程度の料理能力の私のセンスだけが頼りになっております。もう少し追い蜂蜜した方がいいかな…古代ギリシャ人は甘党だからな! #古代ギリシャ料理

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

すみません、「蜂蜜ビネガー」と訳してしまいましたが、古代では Oxymeli というもので、蜂蜜を沸騰させてビネガーを入れたものです。薄めて使います! RT @kulfi 「蜂蜜ビネガー」は蜂蜜と酢を合わせたものではなく蜂蜜酒が酢変したやつだと思いますがいかに

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

蜂蜜ビネガー的なものが完成したらキャベツと「大量のコリアンダーとヘンルーダ」を切る。 #古代ギリシャ料理 pic.twitter.com/q3tQLlS8dD

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

「コリアンダー(パクチー)」も古代ギリシャ人がよく使う香草。よく「カメムシの味」と表現されますが、私は洗濯機の味がすると思います。好き嫌いが分かれますが、私は大好きです! #古代ギリシャ料理 pic.twitter.com/4JbJKVSfE8

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

みじん切りしたものをキャベツ、蜂蜜ビネガーと混ぜたら、基礎調味料である塩を振りかける。今回は美の女神アフロディテが生まれたキプロス島の海から取れた「ピラミッド・ソルト」を用意しました! #古代ギリシャ料理 pic.twitter.com/WJQ8IC7vnv

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

私的にここまで味見した段階で、「甘酢和えっぽいキャベツの酢の物」という感じでかなりイケてると思いますが、…最後、ついに来た…こいつの出番が… #古代ギリシャ料理 pic.twitter.com/NxxOAvmAOA

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

うっ…なんだろう…ニンニクに噛んだ後のガムを混ぜたような味がする…!これが"悪魔の糞"アサフェティダ…!これを蜂蜜味の野菜の中に入れろっていうの!?マジか古代ギリシャ人…! #古代ギリシャ料理 pic.twitter.com/Q3V2u4uKAW

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

パッと見は普通のサラダっぽいです。

完成!「古代アテナイ風キャベツの前菜」!……すなわち、蜂蜜あえの野菜とパクチーを"悪魔のクソ"味で仕上げた物! ちなみにどんな衝撃的で味であろうと、藤村家の今晩の夕飯は全て今作ってる #古代ギリシャ料理 のみになります! pic.twitter.com/YIgfkNZn6d

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

 

そんなこんなでフルコース、完成!

食べたら古代ギリシャ人のような賢い人間になれるかも!?

さあ、「古代アテナイ風キャベツの前菜」「浮きオリーブ」「秘儀おかゆ」「悪魔のクソ風味お肉&魚」「女性器型の神聖ケーキ」…その他フルコースが完成したので、始めようじゃないか!シュンポシオン<饗宴>を! #古代ギリシャ料理 pic.twitter.com/RQXGBjHjoO

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

それで…お味のほうは…?

……まず…、ニンニクと噛んだ後のガムを混ぜたような「悪魔のクソ」の香りが前面に来て、次にパクチーの草草しさ、蜂蜜の甘さが口いっぱいに広がり、キャベツの青みとビネガーの酢っぱさが残る…。シャンプー食べてるみたい #古代ギリシャ料理 pic.twitter.com/mJImOzcD7T

— 藤村シシン 5/9発売 古代ギリシャ本 (@s_i_s_i_n) 2015, 3月 14

なんとも摩訶不思議な味わいのよう。

Twitterのアカウントでは他作品の調理過程もツイートされています。

どんな材料を使って、どんな風に料理するのか…果たしておいしいのか…!? 気になる「古代ギリシャ料理」要チェックです!

 

参照元:藤村シシン

RSS情報:http://entermeus.com/139956/