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MMD(PMDエディタ)+Aviutl動画メイキング(ごく初心者向け)骨とバニー②

2013/02/16 21:12 投稿

コメント:2

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  • MikuMikuDance
  • MMD
  • AviUtl
前回の続き、今度はMMDからの出力とAviutlでの作業を軽く説明します。

説明と比較して見やすいよう、完成した動画はこちら。


今回の動画は、バニーちゃんと骨さんをMMDで出力した動画から切り抜いて、別の画像を背景として重ねています(このブログの背景にも使われている、無料で配布されている画像です)。

MMDからは、アルファチャンネル抜き(めんどくさいこと色々はしょって言うと、モデルのバックの部分が透明になって別の画像と重ねて合成するのに適した状態)の動画を出力することが簡単に出来ますが、DiffusionやSSAOなどのエフェクトを使用したものだと、うまく切り抜けません。

なので私は、背景をモデルにない色味の単色背景にし、動画を出力してAviutlの「クロマキー」という機能で切り抜くという方法を使っています。

後ろを単色にするために、私はグラデーションドームを使用しています。単色のベタ塗り画像を読み込む、という方法も試したのですが、案外色んな情報が映し出されてしまうので都合が悪かった記憶。


こんな感じ。
ブルーバック背景が一般的ですが、モデルに使用されてない色味ならなんでも良し。マミ動画を作ってた時はなぜか黄色背景で切り取ってました。色々やってみてそれが一番具合よかったので…
あとまあ、正直な話こうやって切り取ってもモデルのフチの部分になんか残ってしまうこともあるので、残ってもそれはそれで効果ですと言い張れる色味がよかったりする かもしれない。

今回のMMDからの出力は「未圧縮」ではなく「Ut Video Codec」を使用しました。
未圧縮よりもかなり軽くなり、扱いやすいです。




そして、出力した動画の切れっ端を、Aviutlの拡張編集のところにポンと乗っけます。
「マトリョ1」とか2とか番号付いているのがAviファイル。
「6.jpg」というのは背景に使われている黄色っぽいガサガサした素材画像です。これが一番下になって、上に切り抜いた動画を重ねていくことになります。画像編集ソフトで言うところの、一番下のレイヤーですね。

それでは少しずつ説明していきましょう。

①冒頭0:03くらいまで、画面が波打つような表現



6.jpgはここに敷かれていないので背景は真っ黒。
まず、青バックのバニーちゃんを切り抜いてます。



描画パネルの上で右クリックすると、「フィルタ効果の追加」という項目が出てきて、このファイルに色んな効果を追加することが出来ます。



この中から「クロマキー」を選択し、「キー色の取得」というところをクリックしたあと編集用の画面上でバニーちゃんの周囲の青色部分をクリックすれば、それだけで青い部分が透明になり、下に何か画像や動画があればそれが透けて見えます。調整はスライダで。



リズムに合わせてこんな感じで画面がゆらぎ、6.jpgと一緒に浮かび上がるのは、編集画面を見ればわかると思いますが

①すでにあるマトリョ1.aviをコピーし、上のレイヤーにそのまま重ねる
②上に乗っている動画ファイルに「波紋」フィルタを適用
③リズムにあわせて上に乗せた動画を分割・配置し、6.jpgも同じ大きさに分割したものを乗せる

6.jpgも気持ち悪い感じで動くように、「波紋」「振動」フィルタを最初からかけてあります。薄暗いのは「透明度」をいじっているから。

それに、上に乗っている分割されたaviファイルには「フェード」フィルタもかかっています。
これは非常に便利なフィルタで、手軽に画像や動画をフェードさせることが出来ます。



動画の出だしはフェードしなくていい、と思ったら「イン」の値をゼロ、終わりをフェードなしにするなら「アウト」をゼロにすればいいだけ。

これのおかげで、ふわっと浮かび上がったり消えたり、動画の最後でフェードアウトしたりという表現がごく手軽に出来ます。


②タイトルバック、マトリョシカのロゴ部分


マトリョシカの英語表記を調べ、「なんか厨二っぽい」フォントを探します。
いつか使うかもと思ってクリップしていたこの記事が役立つ時がキタワアアアアア!!

中二病や黒歴史っぽいカッコよさとインパクト重視のフリーフォント集

手書きっぽいガサガサ感が欲しかったので、BlackFlagというフォントを入手。
さっそく読み込んで入力してみると、文字の角度が揃っていて、いまいち…

なので、テキストレイヤーを2つに分けて、文字の角度を変えて重ねてあります。
それにこちらも「振動」でぶるぶる震える効果、あとロゴが登場する時に「拡大縮小して登場」という「アニメーション効果」フィルタを付けています。

アニメーション効果はたくさん種類があり、どれも大変おもしろいので、是非色々試してみてください。



そして、バニーちゃんの踊るaviファイルにはクロマキー・色調補正・振動・フェードのフィルタがかかっています(振動はy軸というか縦の動きを加えてるんですが、やりすぎでしたねwこれはいらなかった)



モノクロになっているのは「色調補正」フィルタです。



彩度を下げているのが主。ほかのスライダがほんのちょっと動いているのは、別にこだわりとかではなくて、色々いじってどんな風にしようかな~と試行錯誤していたのの名残でしょう(´∀`)たぶん



③動くロゴ



ここの画面の動くロゴは、普通に入力したものに「震える」と「TA陰陽玉登場」という効果をかけています。アニメーション効果は本当に面白い!

6.jpgの色が薄くなっているのは、なんか色調補正を色々いじってこんなになってました。


ウロボロスのマーク

ウロボロスのマークは、適当に描いたものを使っています。
こんなの。適当にもほどがある。



しかしこのダメ絵に、「波紋」をかけ、「回転」させただけで、なんかニョロニョロうごめいてるような感じになって、うわあ、Aviutlってあったかいナリ…







④透明度とか色々いじると面白い




ここのバニーちゃんは、透明度上げて、色調補正の「明るさ」を23くらいまで下げてる。
色調補正は色々楽しいし、MMEに制限がある人でも自由に使えると思います。
もしAviutlで色々効果を足して重くなりすぎるようなら、効果を加えた動画を出力してそれを更に編集したらいいし。

それと、後半のバニーちゃん動画部分には「凸エッジ」という効果も使っています。良く見ないとわからない程度だけど、ちょっとこう、本の表紙なんかで文字が浮き上がってるみたいに凸凹の効果つけてあるのありますよね、あんな感じを出したいのと、背景に使っている画像が結構主張の強いものなので、そこから少しでも浮き立たせるため。
縁取りとかはよほどセンス良くないと難しいので、滅多にやりません。
影を入れる(シャドー)は好きかな。

影絵のようになっているのは、「色調補正」で動画部分の「明るさ」をゼロにするだけです。





⑤フィルタオブジェクトも。



ここでは動画の上にフィルタを重ねてます。「反転」「色相反転」
子バニちゃんの動画だけに反転をかけると、反転かかるのは子バニちゃんだけで背景の6.jpgにはかかりません。
2つとも同時に反転してほしいわけで、だから一番上にエフェクトのフィルタを重ねているわけ。


この「回り出す」の部分は「アニメーション効果」の「リール回転」を横回転に。
リール回転はカッコイイので、みんなすごく使いたいと思いますw

⑥シーンチェンジも。



シーンチェンジというフィルタを重ねることによって、動画と動画のつなぎを面白く演出できます。
私が良く使うのは「フェードアウトイン」(普通すぎるだろ…)「リール回転」(カッコイイんだもの…)「発光」(ごまかせるんだよ…)それとこの「虫食い」。ちょっと気持ち悪い感じになるのが好きです。




さて、このくらい説明すると、だいたいあの動画がどんな効果で構成されているのかわかっていただけたのではないかと思います。

Aviutlの導入は、こちらの動画の動画説明文からDLできるマニュアルをそのまま実行するだけで、簡単にできます。



最初のセッティングさえしてしまえばこっちのものです。
私もまだまだ導入してまもない初心者です、たくさんの動画講座もあります

あなたのMMD生活に、Aviutlを導入してみてはいかがでしょうか!

コメント

がちゃぴん
No.1 (2013/02/16 23:34)
下記おつです!
こんな詳細に書いてもらってとても勉強になります。
マトリョシカはAviutl編集をかなりやってたんですね
PCの中にAviutl入れてあるけどあまり編集はしないので、こういう記事はかなり参考になります。
工藤 (著者)
No.2 (2013/02/18 06:00)
>がちゃぴんさん
そうですねー、マトリョシカはほぼAviutlでやりました。
やりたい効果にあわせてMMDと使い分けられると便利ですね。
是非色々試してみてください。面白いですよ!
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