過去13回も続いているのは「お盆の週の引け値が前週引値よりも高ければ8月月足陽線」というアノマリー。今年もお盆の週は13650円で引け、前週引値の13615円よりもかすかに高い引け。月足陽線の条件は8月1日終値14005円を上回ることが条件。あと5日で風景が変わるのかどうか。アノマリーは人が言い出すと崩れるものではありますが・・・。
一方で消費税の問題。
市場関係者は消費税の引き上げがお求めのようで、消費税見送りならば「株安・円高・債券安」とか「株安・円安・債券安」などの声ばかり。消費税引き上げ見送りならば「株安・債券安」を唱える方ばかりのマーケット。このシナリオが正しいのかどうかは数ヵ月の株価推移で明らかになるでしょう。いずれにしても「待つことばかり」の市場展開はいつもと一緒。常に待つ材料が提供されていないと市場関係者にとって「動けない理由が見つからない」という心地よくない状況になってしまうからかも知れません。
もっとも・・・。先日たまたまお話を伺った元事務次官氏。「消費税を上げないというのは、やはり無理があるだろう。でも、いきなり3%というのも無理がある。落ちどころはたぶん1%程度での痛み分けというのを探っているんだと思う」。結構ありそうなシナリオ。
今週末は東京ビッグサイトで日経IRフェア。
カナモト・夢真・コムチュア・京急・乃村工藝社・トーエル・ティア・ソケッツなどのブースに出没の予定。
コメント
コメントを書く