岡崎大樹は腕が長めである。
身長に対する割合として長さは普通だが、肩幅に対しては腕が長すぎる。
肩幅が狭すぎるともいうが。
腕が長い事は舞台俳優として有利に働く事もあるが、時として悩みの種にもなる。
まず、扱うのが大変である。
腕を一本の棒として、肩を中心とした円運動する物体と捉えてみれば分かりやすい。
棒が長い分、弧を描く距離は大きくなる。
腕の長さ×2×円周率×中心角/360°
が「弧の長さ」を計算する公式らしい(調べた)ので
袖丈が65センチの岡崎が30度腕を動かすと
65×2×およそ3×30/360
なので
およそ32.5センチ動く事になる。
(暇な人は自分の服の肩の縫い目から袖の先までをはかって、代入して比べてみてね)
背の高い人がやけに腕をブラブラさせている様に見えるのはこの為である。
恰幅が良い人ならまだしも
肩幅の割合に比べて手が長い岡崎にとっては
尚更ぶらついてるように見えがちなのである。
もうひとつの悩みの種は、
身体に合うシャツがなかなか見つから無い事だ。
先ほど語った通り肩幅の割に腕が長いので、
身体にピタッとしゃつを合わせようとするなら、身幅が細くて袖は長いという特殊なシャツになってしまう。
最近は流石にスリムフィットとか増えてきたけど、昔は本当に合う形が無くて大変だった。
先日も、それにまつわる事件があった。
10月末から今月頭にかけて出演した舞台「ミザントロオプ」でのことである。
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