2008年6月6日、国会の衆参両院において「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が全会派一致で採択された。私をはじめ、超党派のとくに道内選出の国会議員で「アイヌ民族の権利確立を考える議員連盟」を設立し、会長として各会派の代表者とこの決議採択まで議論を重ねてきた立場から、札幌の自民市議による「アイヌ民族はもういない」発言は看過できない。この決議には当時町村信孝(現自民党道連会長)官房長官談話が出している。
 その意味で、官房長官として深く関わった町村自民党道連会長にこの問題に対する見識を問い、さらに責任ある政治を実践していただきたい。
「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/ketsugian/g16913001.htm(衆議院)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/gianjoho/ketsugi/169/080606-2.html(参議院)
「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」に関する
内閣官房長官談話
http://www.kantei.go.jp/jp/tyokan/hukuda/2008/0606danwa.html
(首相官邸)