第1章 - 統一の課題と効果
パネッタ元米国防長官
- アジア太平洋地域にNATOのような多岐の安全保障機構を作るべき
鳩山元日本首相
-東アジア共同体の設立のため、日本は戦争犯罪に対する謝罪を表明すべき
デメジエール元東ドイツ首相
- 統一、もうすぐ現実になる...離散家族再会を通じてそれを実感する
3日、アジアンリーダーシップ·カンファレンス(ALC)の最初の議論(第1章)では、日本、ドイツ、オーストラリアの元首相らが「統一韓国」に向けての課題と、統一韓国のもたらす効果、在任中の経験などについて、90分間の熱い討論が交わされた。
ロタール・デメジエール元東ドイツ首相は、25年前のドイツ統一からの教訓を話した。鳩山由紀夫元日本首相は、北東アジアの安定と朝鮮半島の統一を阻止する日本のナショナリズムを鋭く批判した。ジュリア・ギラード元オーストラリア首相とレオン・パネッタ元米国防長官は、朝鮮半島の統一により新しいアジア時代が開幕し、世界の中心軸が太平洋へ移るきっかけになると展望した。
◇二つの顔の北朝鮮政権がネック
ギラード元首相は「金正恩は、新年のあいさつにて対外的にポジティブなメッセージを出したが、(粛清など)残酷なやり方で権力構築を推進している」と述べた。 パネッタ元米国防長官は、「北朝鮮は予測不可能な国であり、韓国・アメリカだけでなく、他の国に対しても攻撃可能だということを必ず承知しておくべきである」と述べた。北朝鮮の二つの顔が統一へのネックになりうるという意味だ。
3日開幕したアジアン・リーダーシップ・カンファレンスのファーストチャプター、「一つになった朝鮮半島、新しい世界」で、イ・ジョンミン国家安保問題担当大使が、ロタール・デメジエール元東ドイツ首相などを対象に、“朝鮮半島の統一可能性”について質問している。(写真:左から大使、デメジエール元東ドイツ首相、ジュリア・ギラード元オーストラリア首相、鳩山元日本首相、レオン・パネッタ元米国防長官、リュ・ギルゼ統一部長官) オ・ゾンチャン記者
周辺国との葛藤も統一への障害物として挙げられた。鳩山元首相は「昨年の安倍首相による靖国神社参拝は、
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