鳩山理事長は、国賓として来日中のベトナム社会主義共和国チュオン・タン・サン国家主席と迎賓館で会談を行いました。昨年10月に訪越して以来の再会に、終始リラックスムードでの会談で、サン主席からは、鳩山理事長が総理時代に日越関係に大変尽力したことを評価し、今後引き続きの協力と早期の訪越を要請されました。
理事長は、昨年同主席から友好勲章を授与されたことを引き合いに、これからも日越関係に努力することを誓うとともに、①日本の国立高専制度の導入②農業改革への協力③来年は「国連土壌年であり、戦争などで疲弊・汚染された土壌の改良に対する日本の技術協力など、具体的な提案を行いました。同主席からはそれらの提案に対して感謝を述べられ、今回の訪日で教育訓練、農業分野において日越間での覚書が交わされる予定で、とくに、農業分野においては、これからは量的生産から質的生産に比重を置かなければならないと述べられ、日本の協力に対して強い期待を抱かれておられました。