講話録 「高野孟が語る“脱原発新党”を作るつもり？小泉元首相」（10月7日放送分）

みなさんこんばんは。東アジア共同体研究所がお送りしておりますＵＩチャンネル、毎週月曜日に原則、生放送でお送りしております。当研究所の理事長鳩山由紀夫さん、所長孫崎享さん、そして理事のわたくし高野孟などを中心といたしまして、入れ替わり立ち代わり様々な組み合わせで、時には外部からのゲストをお招きしてお送りしております。
今日はわたくし一人でおとどけします。本当はタイトル通り、小泉純一郎元首相にも出演して頂きたかったのですが、ご多忙のようでいずれ出演して頂きたいと思っております。

 今日最初の話題はその小泉さんで、先週の週刊朝日がカバーストーリーで、「小泉純一郎元首相脱原発肉声60分」と表紙に大々的に掲げました。中身は、今年9月24日に六本木ヒルズで行われた雑誌プレジデント社の創刊50周年記念の参加料2万8千円という講演会において、60分間脱原発をぶちまくったという記事です。続いて10月3日、先週の木曜日に中日新聞、東京新聞がごらんのように、中部経済界の2500人を相手にした大きな講演会がありました。またまた脱原発をぶちあげまして、それを中日新聞、東京新聞が1面で取り上げ、2面には要旨まで掲載しました。このへんで一気に話題になりました。
小泉さんは前々から同じような趣旨のことは何度も発言していますが、