映画ライターにして北米事情通の高橋ターヤンが気になるMMAファイターやニュースを取り上げ、過去と現在を繋げて未来を見据える。今回は年末のRIZIN参戦ヘビー級選手を占う、ベラトールMMA篇!
ついに発表された、日本の新団体RIZIN FIGHTING FEDERATION(以下、RIZIN)。
ついに発表された、日本の新団体RIZIN FIGHTING FEDERATION(以下、RIZIN)。
その第一弾イベントは、12月29日と31日の2日間(イベントとしては30日も含む3日間)という前代未聞のスケール感溢れるものであり、かつてのPRIDE黄金期を支えた榊原信行氏、高田延彦統括本部長、フジテレビという鉄壁の運営スタッフでの復活、さらに引退していたPRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルが復活するとあっては、もうすでにお祭りモードに突入状態というファンも多いと思われる。
さらに決定した試合として、桜庭和志対青木真也という階級を超えた異次元対決が発表され、また元大関の把瑠都がMMA初参戦とあって、PRIDEから継承したある面の「らしさ」がフルスロットルな団体であることがよく分かる発表が続いている。
しかしPRIDEによって育てられ、今では“主食UFC”になってしまったMMAファンにとしては、これではまるで某モンスター路線の復活ではないかと捉えてしまっても致し方ない状態。だがRIZINが現在進行形のリアルなMMAと真摯に向き合っていることは、世界各国のMMA団体と強固なアライアンスを締結し、その団体から派遣される選手たちによるヘビー級トーナメントを開催することを発表している点からも感じられるのではないだろうか。
今回はそのアライアンスを締結した団体の中でも最大の団体であるベラトールMMAから、どのような選手が大晦日に派遣される可能性があるのかを検討してみたい。
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