――ちょっと前に「IGFの団体運営の雲行きがよろしくないので、藤田和之vs諏訪魔戦が実現するんじゃないか?」なんて話をしましたが、まさかまさか意外なリングで両雄が激突することになりましたねぇ。11月15日、天龍源一郎引退興行で!
事情通Z 諏訪魔&真霜拳號vs藤田和之&火野裕士。火野も真霜も全日本やIGFとは関係ないKAIENTAI DOJOの選手なんですけど(笑)、この二人が絡むことになれば試合内容は確実に保証できますね。
――しかし、ち完全決裂したと思われた藤田vs諏訪魔ですが、いったい何があって“復縁”したんですかね?
Z このカード発表があった翌日、後楽園ホールで王道トーナメント決勝戦があったんです。そこで諏訪魔選手が藤田戦に関するコメントを出したんですが、諏訪魔選手本人も「まさかできるとは思わなかった。俺が一番ビックリしてるんだよ」って戸惑ってましたね(笑)。
――ハハハハハハハハ!
Z まずそこでわかることは、ひとつ目は諏訪魔選手の頭の中で藤田戦は完全に消えていた。そしてふたつ目、これが驚愕の新事実。
――ほほう!
Z 諏訪魔選手が言うには「向こう(IGF)が言うように“第3のリング”も用意したし、向こうが言うことは全部やってきたんだけど、会社同士の都合でできなかった……」と。
――“第3のリング”を用意? 前回の交渉が不発に終わったあと藤田和之が「第3のリングでの決着」をぶち上げていましたけど……。
Z 要するに諏訪魔選手が藤田戦実現に動いたときにすでに“第3のリング”を提示していたということなんです。諏訪魔選手はその“第3のリング”がどこかは明言しなかったんですけどね。
――なるほど。それもあって藤田は“第3のリング”のキーワードを出していたのかも。そもそもIGF側が“第3のリング”に拘ったのはどういう理由なんですかね。
Z なんなんですかね。どちらかでやると、もう片方のリングで再戦せざるを得ないのが嫌だったというか。
――でも、そうやってお互いに興行的に潤うのが対抗戦の一面じゃないですか(笑)。
Z 本来はそうなんですよね(笑)。
――あの当時のIGFは、やるんだったら大晦日のビッグマッチでいますぐ決断を下す必要はなかったんじゃないのかなあと思ってたんです。全日本と違ってスポンサーも強いじゃないですか。
Z 慌てて諏訪魔戦に飛びつく理由はなかったということですよね。
――でも、ここに来てIGFの今後を不安視する見方が強まっている中で、じつは内部がゴタゴタしてて意見統一ができていなかったんじゃないですかね。
Z IGFの先行きが不安だという情報はプロレス界を駆け巡ってますね。予定されていたキューバ大会、福岡大会が中止。キューバはともかく福岡大会が延期ではなく中止って異常事態です。
このインタビューの続きと、西村修、ラッシャー木村、和術慧舟會、岡倫之、浜崎朱加、ヒョードル大晦日、棚橋vsHARASHIMA、笹原圭一書評などの記事がまとめて読める「詰め合わせセット」はコチラ http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar883409
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