Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回は「UFCマッチメークの裏事情」について!
UFCの年末年始のスケジュールが徐々に明らかになってきた。ビッグマッチの連発は楽しみな限りだが、「カーボーイスタジアムでのビッグマッチはなぜなくなった?」「挑戦者の顔ぶれがちょっとおかしくない?」など、謎や疑問が漂っていることも確かだ。そこで今回は、UFCのマッチメーク事情を、喫茶店トーク形式を借りてまとめてみた。
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ファン UFCはこの年末にダラスのカーボーイ・スタジアム(8万人収容)でビッグマッチを開催する意向も明らかにし、ファンに期待を持たせましたが、結局「UFC194:アルド vs. マクレガー」は12月12日にラスベガスのMGMグランドで行われることになりました。
編集長 UFCがスタジアムでのビッグマッチを宣伝しながら、結局ラスベガス大会に落ち着く場合というのは、UFCがスタジアム開催をちらつかせて、MGMグランドに日程等の条件で圧力をかけている場合が多いんだ。MGMグランドとしても、コナー・マクレガーのように集客力があって儲かる選手の試合を、他の会場に奪われたくはないからね。ただ、UFC194がもともと予定されていた12月5日には、MGMグランドではアンドレア・ボチェッリ(テノール歌手)のコンサートがブッキングされていて、こればかりはどうにも変更できなかったようだ。
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