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【近日更新予定インタビュー】
・世界最強のラブライバー岡倫之
「なぜプロレスラーになるのか? こういうことを言うと怒られちゃうかもしれないですけど……」
レスリング、サンボ、パンクラチオン、巌流島でも暴れまわる怪物は誰がために闘うのか?
まだ傷痕が生々しいゼロゼロ年代格闘技界を追うスペシャル企画2連発!
・金原弘光が連載インタビュー形式で“リングス後”の世界を語り尽くす!
・PRIDE・K−1の狭間で蠢いたあの格闘技集団の栄枯必衰!
「あのとき◯◯さんが壁をバンバン殴りながら控室に怒鳴りこんできたんですけど、さらにビックリしたのは……」
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世間はお盆休みを終えてもう夏の高校野球甲子園大会一色。早稲田実業のゴールデンルーキー清宮くんの甲子園初ホームランが飛び出せば、東海大相模のエース小笠原が150キロ越えを記録して、関東一高のオコエ瑠偉は内野安打をツーベースにする驚異の快足を披露。1回戦から延長戦やサヨナラ決着が連発して社会現象とも言える盛り上がりを見せています。にわか野球ファンの私も地元東北勢の躍進もあって、朝8時の第1試合からテレビにかじりつく始末。そのおかげでこの原稿の筆も進まないたらありゃしません。
さらに今年は100周年記念大会のため事前のテレビ特番も充実。過去の名勝負を選手の証言を元に回顧したドキュメンタリー番組「神様に選ばれた試合」や甲子園が生んだスター選手や名場面を独特の視点で掘り下げた「アメトーク」の「高校野球大大大好き芸人」は秀逸でした。両番組を見て甲子園熱の導火線に着火した人も多いのではないでしょうか。
その「アメトーク」の中で思わずニンマリしたのが「甲子園あるある」ネタ。「ボールを飛んできても全くよけない」や「ドラフト候補を見つけた時のしぐさ」などなど。甲子園未体験の私は正直ピンと来ないものの、どのスポーツ、どのジャンルでも独自のルールや暗黙のルールがあるものだとうれしくなりました。
ん?この法則はご多分に漏れず格闘技にも当てはまるはず。観戦する上での知られざるルールやあるあるネタを掘り起こしてみようじゃありませんか。そんなわけで今回の「MMAオレンジ色の手帖」は「格闘技あるある〜会場でやってはいけない6つのこと」をお送りします。今宵も電波と充電の続く限りよろしくお願いします。
■後楽園ホールのエレベーターはないと思え
格闘技の聖地「後楽園ホール」。修斗やDEEP等、総合格闘技のイベントが多数開催されていますが、初観戦の時に注意しておきたいのがエレベーターです。3機が用意されているものの、大会開始直前ともなるとエレベーター前からビルの外まで長蛇の列が伸びているのはもはや水道橋の風物詩。さらに大会終了直後には家路を急ぐ観客が一気にエレベーターに集結するから手に負えません。屈強な格闘技ファンに交じってルールなき椅子取りゲームを勝ち抜いてエレベーターに乗るのは至難の業。いっそのことエレベーターはないと思った方が身のためです。
そんな時にフル活用したい(せざるを得ない)のがエレベーター脇にある階段。5階までの長丁場を昇降するのかと愕然とする方もいるでしょうが、ぜひ息切れ覚悟でチャレンジしてみてください。一歩足を踏み入れると壁一面にびっしりと書き殴られた落書きの樹海が広がります。5階から1階まで空白の余地なし。「阿修羅原 夢をありがとう」「自慰団体パンクラス」「円楽わが命」などなど(笑)。ウィットに富んだ内容とおどろおどろしい字体からは、後楽園ホールの伝統というか年輪を感じずにはいられません。よく落書きをアートに例える事はありますが、これは決して芸術の類ではなく、後楽園に跳梁跋扈するファンの呪怨とでも言うべきでしょう。この落書きこそ後楽園ホールの裏名物。5階までのカロリーと引き換えに落書きの樹海に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
ちなみになかなか後楽園までは出かけれないという方に朗報。YouTubeで落書き体験動画を発見したので疑似体験してみてくださいませ。
https://youtu.be/vWdiMnVZf2M
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