かつてはPRIDEやDREAMの運営に携わり、格闘技界一の読書家として知られる笹原圭一氏がお送りする書評コーナー。今回取り上げる本は「横道世之介/吉田修一」です!
前回の原稿で、新国立競技場のズンドコぶりについて触れたのですが、二週間経た今現在も、そのズンドコぶりが止まっていません。
舛添都知事
「国立なので『国』の責任で」
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遠藤五輪担当大臣
「建設は文部科学大臣が担当」
↓
下村文部科学大臣
「当時、安藤忠雄さんが責任者」
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安藤忠雄
「安藤忠雄が決めたみたいになってますけど、私は総理大臣じゃないですから」
↓
安倍首相
「民主党政権時代にザハ案で行くことに決まった」
↓
民主党枝野
「GOサインを出したのは自民党」
クドカンが「たらい回し」をテーマに脚本を書いたのか、はたまたオリンピックの総合演出が噂されている秋元康氏が、肩慣らしにプロデュースを引き受け「TARAI-MAWASHI」を世界共通語にでもしようと仕掛けているのでしょうか。
さらに、ここに我らが森元首相が登場し
「“たった”2520億も出せないのか」と言い放ち、とどめはこれです。
「(新国立のデザインは)前から気に入らなかったんだよなぁ。なんか、生牡蠣がドロっと垂れたみたいで」
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