かつてはPRIDEやDREAMの運営に携わり、格闘技界一の読書家として知られる笹原圭一氏がお送りする書評コーナー。今回取り上げる本は「舞姫/森鴎外」です!
現在絶賛開催中の女子ワールドカップ。
先日こんなニュースを目にしました。
予選で韓国と戦ったブラジルが、フォルミガという選手の得点もあり、2-0で見事勝利。この選手、日本の澤選手と同様に6大会連続出場し、さらに今回の得点で「W杯史上最年長ゴール」の記録を更新したそう。
彼女の年齢は37歳。
そうです、先日見事勝利を上げた川尻選手も37歳です。
網膜剥離からの復帰戦で、おまけに敵地での試合。色々な意味でイヤな相手でしたが、粘り強く、泥臭く戦い、勝利を掴んだと思います。実に川尻達也らしい試合だと思った方も多いはず。
試合後に川尻選手からLINEが届いたのですが、そこには「格闘技をやめなくて良かった」とありました。言うまでもありませんが、この短い言葉のなかには、勝利の喜び以外にも、色々な思いが詰まっています。
その気持ちを忖度して、うまく返せれば良かったのですが、こういう時って「おめでとう」以外の言葉が出て来ない。そう言えば、UFC初参戦で勝利したときも、試合後に100万回くらい「ホントに良かった」と繰り返した記憶があります。
川尻選手とこうやって会話するようになったのはDREAMになってからでしょうか。本人曰く「PRIDEのときの笹原さんは、冷たくて、人の目を見て話してくれなかった」とのこと。
原稿用紙200枚分くらいの反論をしたいのですが、まぁでも確かにじっくり話したような記憶はありません。
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