Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム。今回のテーマは、UFCがホールオブフェイム(殿堂)制度も改革!





UFCが、これまでどちらかといえば不定期・不規則に運営されていたホールオブフェイム(殿堂)制度をグレードアップし、今後はより豪華な表彰式を毎年の恒例行事にしていく計画であることが明らかになった。今後、殿堂は次の4つの部門(ウィング)にわけて、選考・表彰されることになる。

●現代部門(Modern Era Wing):対象はプロMMAデビューが2000年11月17日以降である者。

●パイオニア部門(Pioneers Era Wing):対象はプロMMAデビューが2000年11月17日以前である者。

●裏方部門(Contributor Wing):対象は選手以外でUFCに多大な貢献があった個人もしくはグループ。たとえばレフリー、ジャッジ、トレーナー、コミッショナー、アナウンサー、解説者、プロモーターなど。

●ベストファイト部門(Fight Wing):UFC史上に残る好試合、重要試合で、行われてから5年以上経過しているもの。

なお、現代とパイオニア時代を分ける2000年11月17日という日付は、MMAユニファイドルールがはじめて採用されたUFC28大会の開催日にちなんでいる。

殿堂入りの条件は選手の場合、35歳以上であるか、引退してから1年以上が経過した者とされている。殿堂入りの選考は、ダナ・ホワイトを長とするUFC社内の委員会が行う。選考に際しては、UFCでの実績を重視するものの、あわせてUFC時代以外のキャリアも参考にするとしている。

12年の歴史があるUFCホールオブフェイムにはこれまでに、次の12名が殿堂入りしている。