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PRIDEやリングスなどで活躍した元レフェリー、塩崎啓二インタビュー後編! 非会員でも読める全編はコチラをクリック!

――塩崎さんが
PRIDEに関わるようになったのはいつからですか?
塩崎 PRIDE5からですね。体制がDSEになってから。
――高田延彦vsマーク・コールマンがあった名古屋大会ですね。そのときから島田(裕二)さんがPRIDEのリング周りを仕切ってたんですか?
塩崎 ですね。あの人は八百長でもなんでも平気でやるからPRIDEは使いやすかったんじゃないですか。
――……八百長ですか。
塩崎 ボクはそういうのは絶対に許さないですから。
――でも、塩崎さんは疑惑の試合があるようなイベントには関わらないスタンスではなかったんですか?
塩崎 まあ、あのときは内部から見てやろうという気持ちがありましたよね(苦笑)。
――実態はわからないですけど、PRIDEに途中から関わったフジテレビはスポーツとして疑惑の試合などはないように要請していたそうですね。
塩崎 いや、普通におかしな試合はありましたよ。当時PRIDEのジャッジやレフェリーをやってた人はみんな知ってるんじゃないですか。レフェリーミーティングでみんながいる前で島田がそういうことを指示してますからね。
――指示と言いますと?
塩崎 たとえば人気選手vs無名選手と闘って五分の内容だったら、判定のときは人気選手にポイントを入れてくださいと普通に言ってましたね。
――競技運営陣としては完全アウトですね……。
塩崎 人気のない選手が打撃でグラつかせたり極めそうになったらしょうがないですけど、そうじゃなかったら人気選手につけろ、と。そんな指示は日常茶飯事でしたよ。
――うーん。
塩崎 凄いでしょ? ルールミーティングで普通にそんなやりとりしてましたからね。
――それってPRIDEから島田さんに指示があったんですか。それとも島田さんが勝手にやってたんですかね。