ヤノタク、菊田早苗の「総合格闘技が生まれた時代」シリーズの詰め合わせセット! 語ることがなぜかタブーとされていた90年代骨法。その真実を17000字にわたってお送りする愛と憎しみの矢野卓見ロングインタビュー! もう一本は新日本プロレス、UWFインターの新弟子経験もある菊田早苗選手! 「新日は刑務所、Uインターは収容所」と語る道場の実態とは? 大ボリュームの詰め合わせセットは540円(税込み)。非会員でも購入なのでプロ格者はぜひ読もう!
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「総合格闘技が生まれた時代」シリーズ第4弾!
まだプロレスと格闘技が交じり合っていたグレーな時代。パンクラスファンとリングスファンが憎しみ合っていた時代、ターザン後藤がUFC出場に名乗り上げていた時代……プロレスが格闘技に変換していくダイナミズムに満ち溢れた90年代を振り返っていく今回は、ヤノタクこと矢野卓見選手が登場。
――「1990年代の格闘技」を振り返るうえで骨法は絶対に欠かせないということで矢野さんに話を聞きにきました。よろしくお願いします!
ヤノタク というか、東中野(骨法の道場)には話を聞きに行かないんですか?(笑)。
――いやあ、堀辺先生はそこを多くは語らないんじゃないですかねぇ。確かめたわけじゃないですけど……。
ヤノタク そこは黒歴史になってますからね。ハッハッハッハッ。いま何をやってるんですか? まだナイフを振り回してるんですかね。
――そんなに詳しくないんですが、小林よしのりさんたちと一緒に言論活動は続けてるみたいですね。
ヤノタク 小林よしのりさんとか、あの経歴を真に受けてるんですかね(笑)。あんなの全部デタラメですからね。
――そうなんですか(笑)。それで今回、矢野さんに話を聞こうと思ったのは、いま世間から注目を集める佐村河内(守)さんの件で真っ先に堀辺先生のことを思い出したからなんですよ。堀辺先生は競技や武道の実力は怪しかったのにとんでもなく幻想的だったし、佐村河内氏ばりにプロデュース能力に長けていて。かつての格闘技はなにかしら“佐村河内”的要素が必要だったのかもしれませんけど。
ヤノタク あー、そこは一緒ですよね。あんな感じ。俺は佐村河内さんに曲を提供して一生黙ってる新垣(隆)さんになるはずだったのに(笑)。
――堀辺先生と矢野さんは“佐村河内・新垣”の関係!
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