多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー!今回は13000字でお送りします!(聞き手/ジャン斉藤)


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・西川大和はなぜライト級にこだわるのか■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

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RIZIN名古屋のサバテロvs佐藤将光戦のときにバンタム級王者の井上直樹選手がリングサイドに座ってました。井上選手は前回の福田龍彌戦で契約満了でしたが、更新したんでしょうか?

シュウ いやあ、じつはまだなんです(この配信は9月28日)。リングサイドで座る・座らないかについても話し合いがあったんですよ(笑)。

――ああ、やっぱりデリケートな案件ですもんね(笑)。

シュウ だからまあ、現時点では話せないこともあるんですけどね。

――RIZIN王者でいえばシェイドゥラエフも大晦日で契約満了ですよね(後日、契約更新されたことが判明)

シュウ 彼はいま北米のマネジメント会社パラダイムスポーツ・マネジメントと契約してるんですよね。ああいうアメリカのマネジメントはとにかくUFC一辺倒ですから。とにかく「UFC、UFC!!」という感じなので、RIZINとの独占交渉期間が終わったらUFCに連絡するじゃないですかね。

――シェイドゥラエフはどうなると思います?

シュウ これは後半に話をする直樹くんにも言えることですけど、要は独占交渉期間のあいだに契約更新できるかどうかですよね。

――あー、それが抜けちゃうと移籍の可能性がグッとあがるわけですか。

シュウ 優先交渉期間に移ると、マネジメントとしては一応可能性がある団体に当たらなくちゃいけない。それがマネジメントの仕事ですからね。UFCのオファーがイマイチだとしても、アメリカのマネジメントならば絶対にPFLとも話をすると思うんです。そうするとPFLはUFCよりいいお金を出す。PFLだったら年2回はRIZINにも出れるとか、そういう捉え方をするかもしれないですよね。ボクはまだ日本の格闘技事情がわかるから、団体のやり方なんかを汲んで話はできるけど、海外のマネジメントで外国人だとまた違ってくるじゃないですか。

――シェイドゥラエフ本人がどういうスタンスなのかってことですね。

シュウ 本人が何を考えてるのか尽きると思いますよ。たとえば、お金なんて安くてもいいからUFCでトップを目指すのか。けっこう冷静で、あと数年は経験とお金を稼いだほうがいいと考えるアスリートもいるわけで。

――UFCと契約すると間違いなくRIZINやPFLより額は下がりますよね。

シュウ マッチングということになると、エディ・アルバレス選手がベラトールからUFCに移ったときも揉めたじゃないですか。

――ベラトールはUFCとまったく同じ条件を提示したけど……。

シュウ UFCにはロッカールームボーナスやPPVボーナスとかもあるんですよ。それでエディとベラトールは法廷闘争になって、結局残留。そのあとベラトールの体制が変わったこともあって、簡単にまとめちゃえばスコット・コーカーがトップになり、エディとじはべつにストライクフォースのときから付き合いがあったわけでもないし、それほど肩入れもないからということでリリースされてUFCに行けたんですけどね。

――団体によって契約形態が違うから、シンプルにマッチングできるわけではないんですね。

シュウ たとえばPFLもフォーマットが他の団体と違いすぎますもんね。PFLはリーグ戦で優勝したら賞金50万ドルだから、そんなの見合う条件ってないじゃないですか(笑)。

――UFCもその時々によって選手を獲得するスタイルは変わっているし、階級の選手層も関わってきますね。

シュウ そうですね。シェイドゥラエフ選手はあそこまで圧倒的に強いと、独占交渉期間が終えたらUFCは確実にオファーはすると思いますよ。その内容に本人が納得するかどうか。マネジメントは絶対に受けろって進めると思います。ただUFCのマッチメーカーからしたら、いくらRIZINという舞台で席巻しているとはいえ、まだシェイドゥラエフ選手は「未知数」と捉えると思うんです。UFCという舞台でしっかり勝てるかの証明はされていないという感じですかね。ベラトールからUFCにいって1戦目を落としたピットブル選手や、
バンタム級だけどまだ勝ててないパトリック・ミックス選手、そのベラトールに対抗戦では負けたRIZINの選手という見方をすると思うんですよね。

――朝倉海選手も連敗ですし……。

シュウ そこで倒してきた相手の評価がどうかとなると、UFCの立場からしたら、自分のリーグで証明してからじゃないと、いいファイトマネーは出せないとなるんですよね。

編集注■というわけで、シェイドゥラエフはRIZINは契約が切れる前に更新にこぎつけました!
シェイドゥラエフRIZIN残留!3階級制覇か!?■笹原圭一の「でら名古屋」



・シェイドゥラエフはヒョードルになれる
・井上直樹は優先交渉期間
・選手が溢れているUFC
・朝倉海の階級変更は特例?
・格闘家と大麻
・青木真也とマッチング
・「Dark side of the Cage」のPRIDEの裏側は盛りすぎ? 13000字の続きはこのあとへ

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