この記事は朝倉未来vsメイウェザーを語ったDropkickニコ生配信を記事にしたものですが、原型を留めていないどころか、インタビュー形式となっています(語り:ジャン斉藤)


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朝倉兄弟とYouTube論■菊地成孔

・18年ぶりに帰還! “魔物”が棲む東京ドーム大会総括■RIZIN広報・笹原圭一

・和術慧舟會創始・西良典「総合格闘技がなかった時代の話をしよう」

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斉藤
 先日シュウ・ヒラタさんがDropkickの配信で朝倉未来選手のことを語ったんですが、本当に過激で……。後日書き起こしを載せますけど、Dropkickがクローズドメディアでホントによかったですよ……。

――オープンにしていたら大炎上しかねない。

斉藤
 伏せ字にしたほうがいいのかなあ。まあボクが言ってるわけじゃないから構わないんだけど、「ジャン斉藤の意見ではない」と受け取ってもらえないのが世の中というものじゃないですか。

――
聞き手も共犯だろうってことですね。

斉藤
 基本的に取材のときは頷いてるだけだし、ときおりトスを上げるだけなんですよ!(責任回避)。 「じゃあオマエは朝倉未来をどう見ているんだ」って話なんですけど、まずメイウェザーvs朝倉未来は楽しみです! 最近、皇治vsメイウェザーのボディガードを「楽しみ」とツイートしたら「ジャンさんのNG基準が知りたい」というリプがきましたが、ボクはなにしろボブ・サップvs大砂嵐を世界でもっとも評価した男ですからね。

――全然自慢できる話ではないけど。

斉藤
 もちろんメイウェザーvs朝倉未来の「楽しみ」と、ボブ・サップvs大砂嵐の「楽しみ」と、天心vs武尊の「楽しみ」と、アデザニヤvsペレイラの「楽しみ」と、GLEATのMMA部門の「楽しい」の意味合いはそれぞれ違うんですが、RIZINはいまのところ「あのメイウェザーとあの朝倉未来が戦う!」だけしかファンに提示できてないと思うんですね。天心vs武尊のようにじっくり煮込まれてはなくて、超高級食材をとりあえず鍋にぶち込んだ感じ。

――とくにストーリーがないからマニア方面からは「乗れない」という声が多いと?

斉藤 だったら乗らなきゃいいんですけど、RIZINのカード構成ってメイン以外にも気になるカードは組んでますから「こっちは興味がないけど、あっちは見たい」というケースがよくある。ときには何か損したかのような感情も生まれがちだと思うんですね。

――実際に最近のRIZINは記者会見をやるたびに荒れますね。

斉藤 いつなんどき会見が燃えるかといえば、これは昔からDropkickの配信でも説明してたんですけど、RIZIN記者会見という場自体がエンタメになってるんですよね。「いつ会見があるのか」「金太郎出せ!」「何が発表されるのか」「配信されない榊原さんの囲みで何か話されたのか」「思ってたやつと違う!」「金太郎出すな」……会見後に選手や関係者のSNSやYouTubeなんかの感想がガソリンにもなっていて。

――
変な話、プロレス格闘技の試合配信より視聴者数が多かったりしますね。

斉藤
 非日常空間を楽しむ……まあ柳田國男的にいえば、いわゆる「ハレ」の場ってやつですよね。
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