この記事はRIZINの試合順を語ったDropkickニコ生配信を記事にしたものですが、原型を留めていないどころか、インタビュー形式となっています(語り:ジャン斉藤)


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――
RIZINの試合順がまた物議を醸しています。

斉藤 俺は中日ドラゴンズの打順に怒ってますよ! 「3番・後藤駿太」ってどういうことだよ!! 

――
中日ドラゴンズもRIZINも名古屋発祥ですけど、きょうは中日の打順はどうでもいいですよ。RIZIN37の試合順です。

斉藤
 「試合順・評論家」として言わせてもらうと、RIZIN37の試合順は工夫が施されてるなって感想です。たしかに選手の格順じゃないから「あれ?」って戸惑う並びかもしれないけど、RIZINはこれまでもこういう試合順はたびたびあって。そうなってるのは何かしら意図があるわけですよ。



――
同大会に出場する関根シュレック秀樹選手も今回の試合順を評価していますね。

「これ、試合順が意味わかんないって人いると思うけど
休憩前と休憩後で別の2つの大会と見れば色々としっくりくるよ
実にバランスがいい」

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斉藤
 シュレックさんはスシローと試合順には目が行き届いてるんですよ。

――
世界一スシローに通ってる格闘家ですね(笑)。

斉藤
 たとえばボクシング世界戦なんかのお客さんはメイン目当てだから三々五々集まってくる。でも、RIZINの場合はオープニングVやセレモニーから堪能してもらったりして、大会全体を楽しんでもらうから、第1試合にそれなりのカードを置く傾向がある。TRIGGERにはオープニングVがないこともあって、そこまでのこだわりは見えないけど。

――メインイベント主義だと格順に並べていく。UFCも基本的に格順ですよね。

斉藤 試合順評論の会では有名な研究資料「堀口恭司のUFC北アイルランド試合順」というのがあって……。

――
そもそも試合順評論の会の存在を聞いたことがないですよ。

斉藤
 2016年11月19日「UFC Fight Night: Mousasi vs. Hall 2」。堀口恭司UFC最後の試合となったアリ・バガウティノフ戦はプレリミナリーカードの第8試合だったんですよ。

――当時の堀口選手はフライ級上位ランカー。ナンバーシリーズでもないのにプレリミナリー。
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