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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは
反同性愛デモ集団の目の前で、ボーイフレンドとキスを交わしたプロレスラーです!


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観客の叫んだ卑俗な野次が、リング上のあるレスラーに対して浴びせかけられた。

「くたばっちまえ、このオカマ野郎め!」

それは12月8日に放送されたAEWのテレビ番組「ダイナマイト」生放送中での出来事だった。その汚い罵声をマイクが拾ってしまったため、あろうことか放送で下劣な差別語が流れてしまった(現在、FiteTVで配信されているアーカイブ映像では、その部分はカットされている)。

同性愛嫌悪とも言える暴言で罵られたのは、AEWでマックス・キャスターとアクレイムドというコンビを組み、ゲイ(同性愛者)であることを公言している黒人選手、アンソニー・ボーエンズだった。

ボーエンズは、試合後に次のようなコメントをSNSに投稿する。

「残念ながら、こんな汚らわしいことは(多様性が叫ばれる今になっても)いまだに存在し続けている」

ボーエンズは、この3日前、ボーイフレンドと街を歩いていたときに、反同性愛デモを行っている集団と出くわした。「ホモは地獄へ堕ちろ」「ホモ同士の結婚は禁止せよ」などと書かれたプラカードを掲げている抗議団の目の前で、ボーイフレンドとキスを交わした。その際の写真に「憎悪に立ち向かえ!」と力強いメッセージを書いて、SNSに投稿したばかりだった。
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