アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは「CMパンク、AEWでプロレス復帰」です!
「WWEは、もはや才能あるレスラーが憧れる団体、目指す団体ではなくなってしまった」
こうWWEを批判するのは、WWE殿堂者のハードコア・レジェンド、ミック・フォーリーだ。
「私だったら、現在のWWEのクリエイティブに、自分のキャリアを託すことなどできない」
自身の息子もクリエイティブチームに所属しているにもかかわらず、WWEのクリエイティブを痛烈に非難した。
それに対し、フォーリーはAEWに関しては高く評価する。
「AEWは、素晴らしいメンバーを揃えてきて、魅力的なストーリーラインにも事欠かない」
9月5日(現地時間)、アメリカ・シカゴで行われたAEWの特番「All Out 2021」終了後に、フォーリーが発したSNSでの上記投稿が賛否両論の物議を呼ぶ。
「WWEとAEWが競争することは、業界全体にとって最善をもたらすことになるだろう」
フォーリーは発足二年足らずの新興団体AEWが、業界の盟主WWEを脅かす競合団体として台頭してきたことを称賛する。
実際、2001年3月のWCW崩壊後、20年もの長きにわたり、競合不在の一強独占を築いてきたWWEであるが、ここ最近のAEWは、90年代の“WWF対WCW二団体時代”の再現かと期待を持たせてくれるような勢いである。
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