アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは飲酒運転で4度逮捕されてもリングに上がれるWWEスーパースターです!
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酒気帯び運転で逮捕されたのは、自宅近くの走り慣れた道路での出来事だった。しかも、彼にとって、それは初めてのことではなかった。
7月5日の月曜夜10時35分、米フロリダ州ペンサコーラでDUI(飲酒運転)で逮捕されたのは、現在WWEスマックダウンで主要登場人物としてメインストーリーを構成している選手の1人、6度のタッグ王座獲得歴を誇るウーソズの兄ジミー・ウーソだった。
制限速度35マイル(約時速56キロ)の道を、およそ時速80キロのスピードで爆走。赤信号を無視したところを速度違反と信号無視で警察に現行犯逮捕された。
警察によると、車中のウーソからアルコールの臭いがしたため、車から降りるよう命じたところ、身体がフラフラしていたとのことだ。
呼気検査をしたところ、血中アルコール濃度0.205%ものアルコールが検出された。これはアメリカでの一般的な違反基準とされ、フロリダ州でも違反となる血中アルコール濃度0.08%(100ミリリットルの血液中に0.08グラムのアルコールが含まれる状態。呼気中濃度0.38mg/l)より3倍近く高い数値である。ちなみに日本では、血中濃度0.03%(呼気中濃度0.15mg/l)で酒気帯び運転違反として罰せられる。血中アルコール濃度0.205%は、日本の基準でいうと酩酊状態である。かなり酔いが回っていたことになり、酒気帯び運転違反としても逮捕した。
しかも、もっと問題なのは、これが初めての逮捕ではなく、なんと「5度目の逮捕」だったことであった。
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