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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは「ブロディ・リー死去」……です!


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訃報を聞くことが多かったように感じられた2020年、年の瀬も押し迫った12月26日に、またひとりのプロレスラーが天国へと旅立った。

ついこの前までAEWで試合をしていたブロディ・リーが、41歳の若さで亡くなったと報じられるや、全世界のプロレスファンが深い悲しみに暮れた。ルーク・ハーパーの名前で、WWEでワイアット・ファミリーの一員として活躍していた選手と言った方が馴染み深いのかもしれない。背丈2メートル近くある大きな体格、後ろで結んだ髪、長い髭のワイルドな風貌が特徴的で、大型で迫力がありながら、器用なプロレスもできるレスラーだった。

昨年から新天地AEWに活動の場を移したばかりで、もし新型コロナウイルスのパンデミックが起こっていなければ、新日本プロレスのリングにも上がっていたであろう。

10月7日にCody(コーディ・ローデス)と首輪チェーン戦(ドッグカラー戦)を終えると、肺疾患の治療のため、試合を欠場。その後、およそ2ヵ月にわたり集中治療室に入院し、病魔と闘っていたブロディ・リーだが、12月26日に力尽き、最愛の奥さんと幼い2人の息子を残したまま、帰らぬ人となってしまった。奥さんによると、新型コロナウイルス感染によるものではなく、肺の病気が悪化したため、ブロディ・リーの若い命を奪ってしまったとのことだった。
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