「おしゃべりアベマ野郎」こと大沢ケンジがRIZINについて語ります!
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――大沢さんのYouTubeチャンネルは儲かってるんですか?
――YouTubeにはゴールドラッシュ感がありますね(笑)。
大沢 そんなに本数はあげてないし、楽しんでやってるんですけどね。
――新型コロナで引きこもり生活が続いたせいで、格闘家たちもみんな一斉にYouTubeをやりはじめてますよね。
大沢 うまくいけばお金になりますからね。見てるとわかるのは、不良っぽい子たちは伸びますよね。金太郎とか「YouTube 始めます」って何も動画を上げなくても登録者数がメチャクチャ多かったりしますからね。 YouTube 見る層と不良好き層はリンクしてるんじゃないかなと。 そんなに凝った動画を上げなくても伸びるんですよ。
――紙媒体が強い時代の頃から不良やヤクザは数字を持ってますからねぇ。
大沢 自分のYouTube もケンカの話になると伸びますからね(笑)。
――MMA だとRIZIN絡みのネタは数字を持ってるというか。RIZINくらいですよね、みんなこぞって勝敗予想するのは。
大沢 RIZINはみんなやりますよ。昨日RIZINの記者会見があって、ボクもその日の夜に予想をYouTubeに上げたんですけど。ウルカ(佐々木憂流迦)はその5時間前にアップしてて。ボクはいま1万ちょいぐらいなんですけども、ウルカは5万ぐらい。汁物と同じで、いかに温かいうちに出せるかが勝負になってますね(笑)。
――佐々木憂流迦vs大沢ケンジの汁物対決が!(笑)。
大沢 RIZIN絡みはみんなやると思いますよ。もうバトルロイヤルですよ(笑)。 マジメな話、コロナの影響でRIZINの経営が危ないということですけど、RIZINがなくなるとYouTubeだけじゃなくてファイトビジネスに関わる人はみんな大変になりますよねぇ。ウチも大学生の会員が増えましたけど、これって最近の総合格闘技人気によるもので。前まではキックとか柔術じゃないと会員を集客できない 時代があったんですけどね。
――MMAの熱がじわりと浸透しているってことですね。
大沢 話を聞くと、いまの若い子たちの一番人気は朝倉兄弟ですね。ウチのジムに通ってる新宿スカウトマンがいるんですけど、若い子たちは昔はK-1の話ばっかりだったけど、いまは朝倉兄弟だと。
大沢 あの2人は下手な誇張もしないですから。
――格闘技をそこまで詳しくない若者やYouTubeという媒体では圧倒的に朝倉兄弟の存在感がある。この前にある関係者が言っていたのは、テレビという媒体で一番求められる格闘家は那須川天心だと。
大沢 ああ、たしかに。ホントにそうですね。おそらくテレビを見る年配層に朝倉兄弟は響いてないですよね。40代以上は「なんか悪い奴が目立っているんでしょ?」って冷たい感じで。
――年下の不良に熱狂はしないという(笑)。で、堀口恭司はコア層から絶大的な信頼を得ている。
大沢 そこは色分けされてますね。
――女子格闘家も揃ってますし、各方面に響く選手がいれば、RIZINが一番注目はされますよね。
大沢 ボクが思うのはRIZINができて日本の格闘技界の何が変わったかといえば、総合格闘家はカッコつけていいってことなんですよ。
大沢 RIZIN以前って、時代が暗かったこともあって、なんか斜に構えていたというか。K-1はカッコつける選手はいっぱいいましたけど、MMAでストレートにカッコつけられる選手ってほとんどいなかったですよね。
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