プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」――。今回のテーマはRIZINプレミアムイベントは幻かです。

【1記事から購入できるバックナンバー】

・RIZIN広報・N野さんの秘密 「選手たちの意識や雰囲気が磨かれていく姿が見えて……」

・佐山山先生を修斗から追い出したと思われても仕方ない■初代シューター川口健次

・ヤノタクこと矢野卓見の「骨法の祭典2020」

・木村花さんと『テラスハウス』で起きていたこと■事情通Zのプロレス点と線



――
た、た、大変です! 緊急事態宣言明け初の観客動員格闘技イベントは、7月23日新宿FACEのIGFとなるようです。

事情通Z IGFじゃなくてDEEP JEWELSだよ!

――うーむ、DEEPというのも問題ですね。

 格闘技界の人って佐伯さんだと何を言ってもいいと思ってるよな。みんな「DEEPは大丈夫ですか?」って心配もするけど、どう見てもXXXのほうが危なかっただろ。あ、伏せ字の文字数に意味はないです。

――翌日の7月24日にはパンクラスが新木場スタジオコーストで再開しますね。

 パンクラスは3月と4月の大会自粛延期。メインカード枠に参戦予定だった選手全員にコロナ手当として3万円を支給していた。こういったサポートは先の見えない戦いを強いられていたファイターには心強いよね。ただ、今回だけじゃなくてパンクラスが毎大会使用している新木場スタジオコーストは緊急事態宣言解除後、通常営業の目処は立ってない。「固定経費だけでも月3000万円以上がかかる現状と、先の見えない自粛期間の中で、この状況が続けば夏以降の存続見通しが立たないという非常に厳しい経営状況」でクラウンドファンディングで資金を募っている。

――プロレス格闘技界でもクラウンドファンディングはあちこちで行われてますね。

 大日本プロレスが1000万円集めたり。いまはどこも無観客配信をやってるけど、今後は観客動員イベントの実施をどう工夫にしていくかに尽きるだろうね。無観客試合による配信は、コロナウイルスの出血を止める一時的な手段でしかない、というのが関係者筋の見方だ。

――要するに赤字の補填ですね。

 配信収益が大きな柱となっているUFCやWWEでさえゲート収入ゼロは相当な痛手だ。

――RIZINはあくまで無観客イベントはやりたくないようですね。

この続きと、石渡奥さん、鈴木秀樹×サイモン、木村花、KNOCKOUT、北岡悟…などの6月更新記事が550円(税込み)でまとめて読める「11万字・記事21本の詰め合わせセット」はコチラ
 
https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1917730

この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック! 1記事90円から購入できます!