和術慧舟會HEARTSの中田大貴が綴る世界のMMAシーン――今回のテーマは再開したUFC249です!


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新型コロナウイルスの影響により興行そのものが延期・中止になるケースが相次いでいた格闘技界だが、再開興行となったUFC249の中で試合自体が中止となった。
ホナウド・ジャカレイ・ソウザvsユライヤ・ホールはUFCが実施した新型コロナウイルスの検査において、ソウザとそのセコンド2人が陽性反応を示したため中止となったのだ。

UFCの発表によると、陽性反応を示したソウザ及びそのセコンド2人は無自覚症状であったという。UFCは「UFCの健康と安全を保持するためのプロトコルに則り、3人全員がホストホテル構内にて自己隔離を行なってもらう。そして3人の状態は遠隔でUFCの医療チームにより常に状態を監視され、必要なサポート及び治療を行なっていく」とアナウンスした。

ソウザはマスクと手袋を付けた状態で計量もパスし、ソーシャルディスタンスを保った状態でのフェイスオフも果たしていた。その後にテストの結果が判明。UFC249に出場した他の23の選手はテストの結果、陰性反応であったという。

「我々は1200ものテストを300人に対して行なった。それだけの数をやったら1人が感染していてもおかしくはないはずだ。むしろ我々の検査システムが機能していることが証明されただろう。我々はジャカレイが陽性反応であることを知っていて、彼は彼のするべきことをやり、我々は彼に必要な事をサポートする体制が整っている」(UFC代表ダナ・ホワイト)
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