衝撃的な結末がいまだに語り継がれる『スーパーファイヤープロレスリングSPECIAL』(1994年)。その続編が『ファイヤープロレスリング ワールド』に帰ってくる。シナリオ担当は前作を手掛けた須田剛一氏! というわけで3年前に書いた『スーパーファイヤープロレスリングSPECIAL』についての原稿をアップします!(ジャン斉藤)




プロレスゲームの金字塔が帰ってくる。『ファイヤープロレスリング』(以下『ファイプロ』)の新作がプレイステーション4/PC用ソフト『FIRE PRO WRESTLING WORLD』として発売されることになった。12年ぶりの『ファイプロ』復活。その反響の大きさは豊富なレスラー数やエディット作成モードの面白さもさることながら、その時々のプロレス界の息吹が伝わってくるゲームだったことも理由にあるのではないだろうか。このコラムでは『ファイプロ』が生まれたあの狂った時代を振り返りたいと思う。

PCエンジン用のソフトして『ファイプロ』が発売されたのは1989年のことだった。当時のマット界はプロレス中継がゴールデンタイムから消えていた、いわゆる“冬の時代”。プロレスが大衆娯楽にたらしめたのはテレビの力。すっかりプロレスと縁遠くなっていた当時小学生の筆者がプロレスに再び触れたのは、この『ファイプロ』だった。新生UWFの脅威も『ファイプロ』で味わった。前田日明をモデルにした“世界の格闘王”冴刃明のあの強さ。おこずかいの関係でプロレス雑誌を毎週は買えなく、“密航”もできない小学生は『ファイプロ』の大車輪キック地獄から、Uスタイルの強さを体感したのだった。

初作の『ファイプロ』では使用できるレスラーは16名+隠しレスラー2名だったが、多団体時代の訪れも相まって、新作がリリースされるたびに登場レスラーが増えていく。プロレス界の新しい顔として闘魂三銃士や超世代軍をモデルにしたレスラーも登場し、全女ブームに乗っかり女子プロ版も制作された。ゲームの世界観は昭和のプロレスから平成のプロレスへ。『ファイプロ』はプロレス界の写し鏡だったと言える。 

そして94年の年末に、いまなお語り継がれる問題作『スーパーファイヤープロレスリングSPECIAL』が発売される。『ファイプロ』としては第4弾となる今作品では、シリーズ史上初のストーリーモードが搭載。ディレクターとしてシナリオも担当した須田剛一氏のプロレスへの熱い思い入れが過剰に詰まった内容となった。

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ストーリーモードの主人公の名前は純須杜夫(すみす・もりお)。その名前はプロレスと縁深かったキックボクサーのモーリス・スミスが由来ではなく、須田氏が敬愛するロックバンド「ザ・スミス」のモリッシーから名付けられている。

純須は若本一徹の道場(モデルは山本小鉄)の門を叩き、プロレスラーを志す。若本道場を卒業すると、VIEW JAPAN(新日本プロレスがモデル)、OLIVE JAPAN(全日本プロレス)、UWH(UWF)のいずれかの団体に入門できる。VIEW JAPANを選択すると、主人公がコーチの伊達弘(馳浩がモデル)に向かって「おまえのような存在がプロレスをダメにするんだ!」と噛み付くシーンがある。現実のプロレス界でも起きていた平成・新日本プロレスへの批判がゲームを通して叩きつけられていた。これだけで驚いてはいけない。U編の作り込みは新日本より強烈だった。

「プロレスを否定することで自らのアイデンティティを保ち続ける」と、やけに含みのある紹介されたグレートパンサー(モデルは初代タイガーマスクの佐山聡)に「プロレスを捨てる人間に負けるわけにはいかない」と勝負を挑む主人公。そのグレートパンサーの離脱を機に、『ファイプロ』でもUは空中分解する。

グレートパンサーが去った傷跡はU戦士達に大きな陰を落としていた。個々の思想が入り乱れ、ねじれたベクトルがもとに戻ることはなかった」(ゲーム中のナレーションより)

U編ではここからゴングス(リングス)、Uインテル(UWFインター)、梶原組(藤原組)、ハイクラス(パンクラス)と実際のU系をあしらった架空団体へ移籍できるが、『Uインテル』を選ぶと、Uの泥沼劇に引きずり込まれる。Uインターが企画した1億円トーナメントからの前田日明との舌戦が『ファイプロ』の中でも繰り広げられた。ゲーム中の『Uインテル』は狡猾な集団として悪意たっぷりに描かれていた。須田氏は前田日明の大ファンだったために、前田日明は絶対正義だった。

物語では、『Uインテル』唯一の良心的存在だった山本(山崎一夫)が純須に苦々しく語りかける。この団体は安藤(安生洋二)と湊(宮戸優光)が仕切ってる、マスコミと一緒にカリスマ・冴羽明を潰そうとしている、真田(高田延彦)も言いなりになっているのだ!!……と。Uの醜い内情を知らされた主人公は怒りに震えながら叫ぶ。

「Uとは一体なんだったんだ……山本さん!」

純須の怒りは、山本(山崎一夫)だけにぶつけられたわけではない。UWFをプッシュしながら後に前田日明と険悪な関係に陥り、手のひらを返した当時『週刊プロレス』編集長・ターザン山本へのメッセージ。“山本”のダブルミーニングとなっていた。なお「便乗した一部のマスコミはUインテルを保護。活字を私物化する始末だった」などとストレートに批判されている。

『ファイプロ』は当時のプロレス界の揉め事をタイムリーに取り入れつつ、予言めいた展開も見せていく。怒りの純須は山ちゃんとタッグを組み、安生&宮戸モデルの黒幕コンビと対決する。そして真田こと高田延彦とのシングル対決に挑む……。あれ、この展開って? そうなのだ。ゲーム発売後の1年後に実現する新日本プロレスとUインターの対抗戦の流れは、じつは『ファイプロ』が先取りしていたのだった。

佳境を迎えたストーリーモードはバーリトゥード編に突入する。グレイシーの登場である。

「そのとき第1回UFCが行なわれてたんで絶対に総合格闘家を入れようと思ったんですね」
「ウェイン・シャムロックが負けたという事実なんかは、ゲームの作り手である僕にとって、それを再現する、ある意味『ファイプロ』という名の興行主のような立場で受け止めていたんですよ!」(『kamipro』須田剛一インタビューより)

純須はホイス・グレイシーをモデルにした格闘家とプロレスの威信を懸けて対決する。発売直前の現実のプロレス界では、安生洋二のヒクソン道場破りが話題をさらっていた。Uとグレイシーの初遭遇。現実と妄想がシンクロする時代だった。

グレイシーを撃破した純須が続いてプロレス世界選手権でリック・フレアー的ボスキャラを倒すと、ストーリーモードはエンディングを迎える。最後は衝撃的だった。格闘技でもプロレスでも頂点に立った純須は、試合から3日後――――ピストルを咥え、引き金を引き、自ら命を絶ったのだ。 

プレイヤーの誰もが言葉を失ったバッドエンディングは、世界的なグランジ・ムーヴメントを巻き起こしたニルヴァーナのボーカル、カート・コバーンの猟銃自殺事件(94年)が影響だったという。

「ファンの皆さんから相当怒られましたねぇ。ただ、僕はニルヴァーナにファンだったんですけど、開発の最中にヴォーカルのカート・コバーンが自殺して、それが急にグワーッとオーバーラップしてしてしまって!!」

「やっぱり頂点を極めてしまった者の定めというか。総合でも優勝して、プロレスでも世界最強選手権でも優勝してしまって、純須にはその先がなくなってしまった。そんな神の領域に行ってしまった男は、カート・コバーンと同じで“死”という決着、結論を出すしかなかったと思うんです……」(『kamipro』須田剛一インタビューより)


映画『ザ・レスラー』でミッキー・ロークが演じるランディ・“ザ・ラム”・ロビンソンが「80年代は最高だった。ニルヴァーナがすべてをぶち壊した」と酒場で愚痴るシーンがある。ニルヴァーナを代表とするオルタナティヴ・ロック登場によって音楽シーンが塗り替えられたように、アルティメットやグレイシー襲来によってプロレスラーの存在が大きく問われていった。

しかし、案ずるな、プロレスファンよ! UWF戦士が、プロレスラーたちが打倒グレイシーのために立ち上がるのだ……そうだろ? 『ファイプロ』がプロレスファンに狂った夢を提示した4年後に、高田延彦がPRIDEのリングでヒクソン・グレイシーと向かい合い、船木誠勝もそれに続いた。

期待むなしく2人は敗れ去ったが、船木がヒクソンに挑んだシーンはストーリーモードをプレイした人間ならば感慨深かったのではないか。純須杜夫のゲームプロフィールは1969年1月2日、青森県八戸市出身、15歳でプロレス入りしている。現実のリングでは、1969年3月13日生まれ、青森県弘前市出身、15歳で新日本の門を叩いた船木誠勝がグレイシーの前に立っていたのだから。


「イアン・カーティス、カート・コバーンにジャニス・ジョップリン、『The 27 Club』というぐらいにロックスターたちは27歳に自殺をしていて、そこに僕は主人公を投影したんですね」(【RETRO51】24歳で『ファイヤープロレスリング』を作った男、SUDA51との遭遇より)


『ファイプロ』から発売後の2年後、27歳の船木誠勝は何をしていたのか? バス・ルッテンの強打でリングを這いつくばり、顔を腫らして「明日からまた生きるぞ!」と前を向いていた。

プロレスとは、死と再生の物語でもある。

相手の大技を喰らいながらも、何もできずに負けても、しょっぱい試合をしても、プロレスラーはまた立ち上がっていく。ヒクソン戦世紀の敗戦により存在を消されかけた高田延彦も、一度は引退した船木誠勝も、そしてスーパーマーケットのアルバイトに身を崩していたランディ・“ザ・ラム”・ロビンソンも再びリングに上がった。『ファイプロ』も「最終作!」「ラスト!!」と何度も謳いつつ、大仁田厚のように復帰を繰り返し、今度こそ消えたと誰もが忘れかけていたときに――。

我々は『ファイプロ』の話をするたびに、あの狂った季節は思い出しつつ、いまなおリング上で戦い続ける男たちの姿に目を熱くする。再び世に放たれる『FIRE PRO WRESTLING WORLD』には、どのようなプロレスの魂が吹き込まれるのだろうか。まずは若本一徹さんに「ダメだ!」と怒られようではないか(ジャン斉藤)

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