この記事は「RIZIN大晦日が面白かった理由と視聴率が低かった理由」を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)
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・「明日からまた生きるぞ!」(船木誠勝)■名言で振り返るプロレス格闘技
・アントニオ猪木の「環状線理論」から見るRIZIN大晦日
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メチャクチャ面白かった大晦日RIZIN20ですが、地上波の視聴率のほうは大晦日史上最低の結果になってしまって……大会内容は充実していただけにショックを受けてるファンは多いですね。やっぱり自分が「面白い!」と思ったものが他人にも受け入れられて欲しいのがファン心理ですし、それに視聴率ってバカでもアーダコーダ言えるモノサシとして使われるから、なおさらですよね。だって何もわかってないターザン山本さんに偉そうに語られるのはイヤですよね? 考えただけでイライラしますよね?(笑)。
今回の結果を受けて「やっぱり飛び道具が必要だ」とか「編集の仕方ガー」とか「あの試合を流せば……」という声が挙がってますが、なんかそういったテクニカルな問題でもないような気がするんですよね。構造の問題なら絶望的じゃないかって話になっちゃうんですけど(笑)、飛び道具で視聴率が獲れるならとっくに投入してるはずですし、ボブ・サップvs大砂嵐でもそこまで数字は獲ってない。
いまのRIZINにボブ・サップvs大砂嵐は必要じゃないと思うんです。サップなんていつの時代の人だって話じゃないですか。だけど「ボブ・サップvs大砂嵐的」なものは必要だとは考えています。ボクがツイッターで笑い者になりながらボブ・サップvs大砂嵐の再戦を訴えているのは、そういった幅がないと格闘技は見てもらえないと強く思ってるからです。
ただ、「ボブ・サップvs大砂嵐的」なものっていまのMMAから作ろうと思っても簡単に作れないんですけどね。ボブ・サップを出すだけでは「ボブ・サップvs大砂嵐的」は作れません。
そもそも地上波ゴールデンタイムという戦場が、もうよくわからないんですよねぇ。テレビって年配層しか見なくなっているし、良作だったNHK大河ドラマ「いだてん」があんな低視聴率の憂き目に遭う一方で、芸能人がスクラッチくじを削ってるだけで番組が成立してますからね。なんなんだこの世界は……と。
正直、RIZINは格闘技番組として現状でやれることはすべてやっている感があるんですけど、やっぱりボクが以前から指摘している現代格闘技と地上波の相性の悪さはあったと思うんです。どういうことか? これは現代格闘技が相当面白くなってるからこそ夢も希望もない指摘かもしれないんですが……
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コメント
見る人が身近に感じること、見る人が分かりやすいことは、エンタメの基本ですよね!
日馬富士vs貴ノ岩のMMAルールなら視聴率取れるんですけどねぇ。
シモンビヨンも初参戦ですよね?
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