この記事は「パンクラス試合中止」を語ったDropkickニコ生配信を編集・再構成したものです(語り:ジャン斉藤)


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先日のパンクラスの試合消滅の件ですが、なかなかのズンドコだったんです。

◎瀧澤謙太とバンタム級(61.2キロ 以下 56.7キロ 以上)で対戦予定だったリッキー・チャンプが親族の不幸のために試合を辞退。

◎代役のダスタン・オムルザコフの体重は69.8キロ。バンタム級vsライト級。

◎パンクラスのオフィシャルールには以下の記載。
(2) 公式計量に合格できなかった場合の再計量は、公式計量の開始時刻から 2 時間以内とする。再計量にも合格できず、なおかつお互いの体重が異なる階級にある場合は 2.2kg(5 パウンド相当)を超える差があってはならない。

◎瀧澤謙太vsダスタン・オムルザコフは無差別級として行われることになる。瀧澤謙太も了承。

◎試合当日、瀧澤謙太vsダスタン・オムルザコフの2試合前になってダスタンが血液検査を提出してないという理由で中止が発表される。瀧澤健太、酒井代表、ドクターがケージに登場。ドクターが「メディカルチェックを通過せず、選手が安全に試合ができる環境が担保できなかったため試合は中止となった」と説明。酒井代表は「パンクラスを続けていかなくてはいけないんです。選手を守らなくてはいけないんです」と試合中止の理解を求めた。

中止自体はもう仕方ないことですよね。選手が試合直前に出られなくなったという緊急事態。パンクラス側の失態でこんなことになったわけじゃないですし、興行として成立させるためにギリギリまで動いた。ただ、なんだかなあ……と思ったのは「選手を守らなくてはいけない」という酒井代表のマイクですよね。それなら血液検査を通過してないのに試合をやっちゃいけないし、軽量級で10キロ差近くある無差別級マッチは組むべきじゃないですよね。

個人的なスタンスでいえば「興行的事情があるなら無差別級マッチも仕方ない。ただ、しっかりと安全にやってください派」であり、「適正体重の相手がいなかったら中止にすべき」とは思わないです。どんな規模であれ興行的事情は出てきますし、目立ってないだけでどの団体もおかしなことは起きています。

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