Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは『UFC on ESPN』好調な滑り出し:ナンバーワンスポーツ専門局ESPNはUFCをどう伝えたかです!!
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UFCは年末のUFC 232で突然の会場変更を決行し世間を驚かせたが、同様に驚いていたのが2019年からUFCの米国での放送パートナーとなったESPNのスタッフだった。ESPNでの放送開始直前の大会だったということもあり、スタッフが張り付いて予行演習をしていたというのだ。
「運営面ではなかなかに大変でしたね」とESPNのプログラミングとスケジューリングの責任者は語っている。「でも大丈夫、格闘技の領域に足を踏み入れる以上、他のスポーツとはやり方が違うことは覚悟していますよ。これもまた楽しみのうちじゃないですか」
ESPNの社長に昨年就任したジミー・ピタロ氏は、かつてYahoo! SportsのMMAページの統括をしていたという人物だ。
「Yahoo!時代を思い出せば、サイトにやってきて長時間滞在していたのは、非常に熱心な若いMMAファンだった。そして現在でも、同じファン層が、ストリーミングサービスといった新しいテクノロジーのアーリーアダプターになっている。格闘技はESPN+事業に欠かせないものだと考えている」
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ESPN時代のUFC第1弾大会、『UFC on ESPN+ 1』が終了した。米国で月額4ドル95の有料サービスであるESPN+には、大会前日に43,000件、大会当日に525,000件の新規加入があった。こうした数字はレッスルマニア直前のWWE Networkの新規加入者数を大きく上回り、おそらくスポーツ有料配信サービスの新記録であると思われる(もっとも、多くの加入者がまずは「7日間無料キャンペーン」に登録したはずである)。
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