Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは「コーミエ・レスナーのアングルは是か非か」です!
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コーミエ 「お前ら、DC様の話を聞け。昔から腐れ縁の男がいる。ヤツはオールアメリカンのレスラーで、元UFCチャンピオンでもある。この男と戦うことになるとは思わなかった。ブロック・レスナー、上がってこいや!」
(オクタゴンに登場したレスナー、いきなりコーミエを突き飛ばす)
コーミエ 「今のうちにもっと突き飛ばしてみろや。あとでおねんねするのはお前だ!」
レスナー 「はっきり言ってやろう。オレは今日、ヘビー級の醜態を見た。ガヌーはクソ野郎、ミオシッチもクソ野郎だ。DC、やってやろうじゃないか、マザーフXXカー!」
(レスナー、マイクをカメラに投げつける)
日本時間7月8日(日)に開催されたUFC 226では、スティペ・ミオシッチを下して、ライトヘビー級、ヘビー級の2冠王者となったダニエル・コーミエが、試合後にブロック・レスナーを呼び込んで、上記のようなアングルが打たれたのであった。
日本でもRENAと浅倉のアングルで喧喧諤々の議論が沸き立ったように、コーミエとレスナーのアングルにも米MMA記者やUFCファイターの間で賛否両論が渦巻いた。どんな論点が見られたのかをまとめてみよう。
『せっかくのコーミエの輝かしい瞬間が、プロレスまがいの大騒ぎで台無しになった』問題
ファイターの中には、TwitterでWWE流の茶番劇を批判する者がいた。
カーティス・ブレイズ
もう手練手管はたくさんだ。最初はCMパンク、今度はブロック・レスナー。これはまだ格闘技なのか。オレはマーシャル・アーティストとして成長し、どんどん強くなっていく。カジュアルファンを引っ張ってくるために、あんなWWE流のブルシットに頼るつもりはオレにはない。
ショーン・オコネル
何たる茶番。せっかくの舞台も台無しだ。
アルジャメイン・スターリング
まるで2018年のレッスルマニアの宣伝だ。しかもステロイド入り。今のMMAは一体どうなってしまったんだ。みんなも、我々がオクタゴンで真剣勝負をしていることを忘れてしまうのではないのか。試合にシナリオはないんだぞ!
ジミ・マヌワ
まるまるWWE。
記者の中にも批判派は存在する。
デイモン・マーティン記者
私がいつも、正気を失わないでMMAを見るには、「資格」という言葉をボキャブラリーから取り除きなさいと説明している。そう、ブロック・レスナーにはタイトルショットの「資格」はないが、彼はタイトルに挑戦し、コーミエとともに大金を稼ぐことになる。
ESPNのジェフ・ワーゲンハイム記者は、次のような論説を発表し、物議をかもした。
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