プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」――。今回のテーマは、東スポプロレス大賞2017結果発表〜!



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――Zさん! 2017年の『東京スポーツ』選定プロレス大賞が発表されましたので、予想企画の“答え合わせ”をやりましょう。まずはMVPですが、これはZさんの予想どおり内藤哲也選手でした。

事情通Z まあ、これは誰でも予想できるよね(笑)。内藤選手はIWGPのベルトは獲れなかったけど、年間を通して話題を作ったという評価でしょう。従来のプロレス大賞はベルトが重要視されていたけど、「継続して話題を提供できるか」っていう基準が確立できつつある。ただ、他団体の場合は、かなりの話題を提供しないと……。

――でも、東スポの話題性ってよくわかんないところがありますよね。IGF系の選手がよく取り上げられたり。IGFマニアからすれば大歓迎なんですど!

 新日本は観客動員や注目度、影響面からして頭がひとつふたつどころじゃないくらい飛び抜けてるから。記事にしても反響が全然違う。プロレス界の外にも話題を作れれば、他団体もチャンスがあると思うよ。

――ベストバウトはこれまた予想どおりオカダ・カズチカvsケニー・オメガでした。

 まあ、これも誰でも予想できる(笑)。あんなに凄い試合をやられちゃうと、太刀打ちできないでしょ。試合内容に関していえば、候補に挙がった諏訪魔vs宮原健斗もオカダvsケニーに対抗できるレベルだったんだけど、2回続けてあそこまでハイレベルだと、さすがに……。普通は2連続でやったらマンネリ化しちゃうもんだけどね。


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