Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは復帰は絶望的? 「カネと名声に溺れて、コナー・マクレガーはダメになってしまったのか」です!




11月上旬のベラトール・ダブリン大会で試合後にケージに乱入、レフリーとスタッフに手を掛けるという狼藉(ろうぜき)を働いたコナー・マクレガー(くわしくは『コナー・マクレガーなら何をやっても許されるのか! ベラトール乱入事件後の関係者の不気味な沈黙』参照)。そのマクレガーの奇行乱行は、その後もとどまるところを知らない。

11月末、ダブリンのパブでマクレガーが地元ギャング組織ともめ事を起こしたらしいとの報道があった。アイルランドのベテランの犯罪記者が、テレビ番組で次のように語ったことで、現地メディアが大騒ぎになったのだ。

「コナー・マクレガーは現在、非常に危険な状況にあります。彼は、恐らくは彼自身に原因がないことで、キナハン(ギャングの一派)系の危険な集団とのもめ事に巻き込まれています。ギャングにとって、コナー・マクレガーが何者であるのかは関係ありません。相手が誰であれ、下水溝に引きずり込むだけです。

今から48時間以内に、コナーがまだ国内にいるようであれば、警察がコナーに危険を警告する可能性があります。これは大変深刻なニュースです……情報筋によると、コナーは偶発的か意図的かは別として、大変な重要人物と争ってしまったようなのです。コナーは命の危険にさらされています」

このニュースは、ゴシップ好きな英国やアイルランドのタブロイド紙でセンセーショナルに報じられた。マクレガーに暴行されたギャングが、マクレガーに90万ユーロ(約1億2,100万円)を要求しているとか、マクレガーはすでに国外に逃亡した、などの報道が飛び交った。


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