「ズンドコ・トラブル興行研究会」!! プロレス格闘技のウラに精通する書き手たちがマット界を騒がせたズンドコな事件を振り返ります! 今回はプロレスブログ「多重ロマンチック」の漁師JJさん。今回のテーマは「小島聡まさかの四冠王者誕生ズンドコ模様」!
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2017年のG1クライマックス。白星は8月5日、大阪大会で上げたひとつだけの1勝9敗で終わったのは小島聡。相棒・天山広吉の思いを背負い闘ったが惜しくも頂点には届かなかった。
しかし必殺のライトアーム・ラリアット、男女ちびっこともに愛されるピープルズチャンピオン・小島聡は10年前には新日本プロレスどころか全日本プロレスもあわせた頂点に立っていた。これが世に言う2005年の「2・20四冠王者誕生事件」。別名「脱水事変」ともいわれるIWGPヘビー級王者と三冠ヘビー級王者によるダブルタイトルマッチ。
試合は60分1本勝負。59分45秒、あと15秒たっていられればドロー、両者王座防衛で引き分けのところを猛牛・天山の脱水症状KO負け。4本の王座は当時全日本プロレスに所属する小島のもとへ。
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