Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは……「ONEにはコナー・マクレガーはいらない」 UFC中国大会発表に先立ち、UFCとONEの広報戦争勃発!



UFCが11月25日に初の中国本土興行となる上海大会を開催することを発表した。上海と言えば、ONE Championship創業者で取締役のビクター・クイが在住しており、ONEのオフィスも設置されている都市であるから、まさにONEのお膝元にUFCがいきなり殴り込む格好となる。そのONEも、9月2日には上海で、10月21日には北京で、さらに12月23日には深圳(しんせん)で大会を予定しているので、期せずして中国本土の利権を争う両団体による興業戦争の様相だ。

この興業戦争に先立ち、実は両団体はお互いを意識して、我こそはアジアナンバーワンMMA団体であるとの広報戦争を繰り広げていたのだった。ONEの言い分はこうだ。

「西にUFCあれば、東にONEありだ。アップル対サムスン、YouTube対Youku、Twitter対Weibo、Facebook対Renrenのように、東西対決はどの業界にもある。確かに米国ではUFCが90%のシェアを占めているだろう。しかしアジアでは、我々が90%のシェアを占めている。UFCは90%が白人向け、我々は90%がアジア人向けだ。我々はすでに大会場を埋め尽くしている。入場料収入記録も、観客動員数記録も打ち立てている」(ビクター・クイ取締役)(Manila Standardより)


この続きと、中村頼永・前後編、呪われた鉄の爪、グレート小鹿、RIZIN現実と理想トーク、堀口恭司、那須川天心…などの記事がまとめて読める「12万字・記事詰め合わせセット」はコチラ 
 
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1322625

この記事だけをお読みになりたい方は下をクリック!