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写真と本文はまったく関係ありません。面白い絵なので使ってみました


泥沼化するIGFのお家騒動! アントニオ猪木を巡る周辺関係者の争いはヒートするばかりですが、懸念されるのは猪木さんのイメージダウン……とはいっても、猪木さん自身が「いつ何時、誰とでもトラブル!」な方なので見慣れた光景ではありますが、「アントニオ猪木を守る」ということはどういうことなのかを考えたくなるのはたしかです。そこで思い出されるのは「永田さん」こと永田裕志選手! 以前『俺のプロレスVol.2』(扶桑社)という雑誌で永田さんを取材したときに「猪木さんを守る」という話になったので、そのインタビュー記事から引用してみよう。
 

あの忌まわしき2003年の大晦日、永田さんは神戸ウイングスタジアム『INOKI BOM-BA-YE 2003』でエメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦することになるが……


──あのときは年明けのイッテンヨン東京ドームがあるのに、大晦日の『猪木祭り』でヒョードルとやって猪木さんのメンツを守ったわけですよね。

永田 ドームを盛り上げなきゃいけないのに、社内が凄く暗いんですよね。ドームのカードを決めるにしても、猪木さんのお伺いを立てないといけないんですけど、猪木さんは大晦日を気にしてますから。

――永田さんは猪木さんの無理なお願いを聞いて大晦日参戦を決めたとき、新日本の社内は「これで猪木さんの機嫌がよくなる……」と安堵の溜息に包まれたとか。

永田 あの03年の大晦日は酷かったですからねぇ。だって、最初にボクに『猪木祭り』の話が来たのは12月10日過ぎだったんですよ!(永田さんは12月中旬まで新日本プロレスの巡業に参加している)。

ミルコ・クロコップvs高山善廣のメインカードが消滅。カード編成に苦しんでいた『INOKI BOM-BA-YE 2003』は、永田さんを説得しつつ、PRIDEからヒョードルやノゲイラの強奪を目論む。



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