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ポーランドMMA人気爆発から見る国内興行のあり方/石井史彦

2017/06/08 11:14 投稿

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堀口恭司など多くのMMAファイターをマネジメントする石井史彦氏。ポーランドを訪れているということでコンタクトを取ってみたところ――。


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――9月のUFC日本大会の開催が発表されましたが、日本人新規契約ファイターの期待が高まっていますね。

石井 私もいろいろと動いていますが……まあこればっかりはUFCサイドの都合もありますからね。契約に合意するまではどうなるかはわからないですから、変に大きな期待はしていないですよ。

――冷静ですね(笑)。

石井 まあ、ここ最近でUFCが「ぜひ欲しい!」と獲得しようとした日本人選手は那須川天心だけですから。あとの選手は状況やタイミング次第なんですよね。日本国内では「これで勝てばUFCが……」と煽るケースが見受けられますけど、最後の最後までわからないです。正式に決まったらお話します(笑)。

――楽しみにしています!ところで石井さんは現在ポーランドにいるんですよね。

石井 はい。ポーランドの老舗MMA団体KSWのビッグイベントがありまして、マネジメントしている選手が出ているので来てるんです。

――KSWはかなり盛り上がってるんですよね。

石井 もう凄いです。シャレになってないです。今回のKSWはワルシャワ国立競技場で行なわれたんですが、6万人収容のスタジアムが大観客で埋め尽くされてましたから。

――ひえ〜!!

石井 よくこんなに入るなって感じですね。ポーランドの記者が言うには「観客動員はPRIDEがナンバーワンだろう。その次が今回のKSWだ」と。

――たぶんPRIDEやK−1の東京ドーム大会のことを指してるんでしょうけど、じつはそこまで入ってないですね。正直、とんでもなく盛っています。

石井 あ、そうなんですか。

――「Dynamite!」国立競技場の9万人もメチャクチャ怪しいですし、「Dynamite!! USA」の5万人超えも論外です。

石井 なるほど(笑)。

――なので今回のKSWがナンバーワンを名乗ってよろしいかもしれません(笑)。



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