Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは……
UFCが『アスリート・リトリート』開催:
リーボックに噛みつく選手、女子選手殴打事件、好プレー・珍プレー特集!
大会がなかった先週末(現地時間5月19日~21日)、UFCは300人以上の契約配下選手をラスベガスに呼び寄せ、『2017年アスリート・リトリート』を開催した。従来『ファイターズ・サミット』と称して実施していた選手向け研修会に、新オーナーである芸能事務所WME-IMGがお得意のエンターテインメント要素を付け加えて、選手が気分的にリフレッシュできるように企画された催し物である。
メニューは、新オーナーのアリ・エマニュエル、パトリック・ホワイトセルとの朝食会に始まり、バスケットボール界のスーパースター、コービー・ブライアントのトークショー、ラップ歌手スヌープ・ドッグのライブショーといったエンターテインメントが提供された。
また、スポンサー企業のリーボックとアンハイザー・ブッシュからのプレゼンテーション、UFCの歴史についてのレクチャーなども行われた。リーボックの代表者からは、ソーシャルメディアでリーボックにネガティブなことを書いている選手がいるとの苦言が呈された。またアンハイザー・ブッシュの代表者は、当社は勝者にしかスポンサーシップを提供したくないなどと語り、選手の不評をかった。
選手は最近オープンしたばかりのUFC新社屋キャンパスに案内され、UFCパフォーマンス・インスティテュートのオープニングセレモニーに参加した。UFCパフォーマンス・インスティテュートは、選手に最新の科学的トレーニングや、最高レベルのリハビリ治療を提供する施設である。こうした取り組みにより、UFCでは負傷による選手の試合欠場を減らしていきたいとしている。
また、ニューヨーク病院特別外科(New York Hospital for Special Surgery)がUFCの公式病院になることが発表された。同病院がUFCパフォーマンス・インスティテュートに整形外科医と理学療法士を派遣するほか、UFCイベントにはリングドクターを派遣することになる。
このイベント、ベテラン選手は今ひとつ乗り切れていなかったものの、若い選手にはおおむね好評だった模様であるとレスリングオブザーバーは報じている。とはいえ、血気盛んなプロファイターを一堂に集めて狭い場所に詰め込む以上、ちょっとしたハプニングやもめ事は避けられない。ファン目線でも、知りたいのは真面目なプレゼンテーションの内容より、むしろアクシデントの方だったりする。部外者禁制のこの『アスリート・リトリート』で発生したハプニングを以下にまとめてみよう。
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