格闘技ブログ「MMA THE ORANGE」の管理人オレンジがディープなエピソードをお届けする「MMAオレンジ色の手帖」! 今回のテーマは……2016年新作格闘技Tシャツを紹介!
皆さん、「Tシャツラブサミット」をご存知でしょうか。全国各地に点在しているマニアックなTシャツのブランドやクリエイターが集結して、直接販売する日本最大級のTシャツ直売イベントです。
回を重ねる毎に規模は大きくなり、今年のゴールデンウィーク中に開催された回では出店数は50にも及びました。その中にはジョシュ・バーネットや藤井惠、パンクラスでMMAデビューを果たして脚光を浴びている朱里らのTシャツを手掛ける「アートジャンキー」、アントニオ猪木から佐山サトル、シーザー武志などドマニアックな作品を量産している「ハードコアチョコレート」など、格闘技やプロレスファンにも馴染の深いブランドもイベントの常連。好事家揃いのDropkickの読者の中には実際に足を運んだ事がある方も多いかもしれません。
イベントは2日間のフリーパスで入場料はたったの300円。次回は7月9日、10日で開催されるそうなのでTシャツ好きな方はぜひチェックしてみてください。
…とまあ偉そうに語りましたが、実は私が参戦したのは前回が初めてという体たらく。いやはやお恥ずかしい限りです。ノリや雰囲気が分からず、小市民根性丸出しで恐る恐る門を潜りましたが、所狭しと展示されているTシャツに圧倒されてもはや虜。「あれもほしい」「これもほしい」とすっかりTシャツ購買意欲に火が点いてしまいました。その欲求はラブサミット後にも収まらず、ゴールデンウィーク中に計6枚のTシャツを購入する始末。我が家のエンゲル係数ならぬTシャツ係数は極みに達しています。
さらにタイミングの悪い(逆に良いと言うべきか?)事に、夏に向けて名だたる格闘技系アパレルブランドからもマニアックかつスタイリッシュな新作Tシャツが続々とリリースされているではありませんか。これ以上の無駄遣いはダメとわかっていても手が伸びてしまう。これがTシャツ好きの悲しき性。
そんなわけで今回のMMAオレンジ色の手帖はもちろんTシャツネタ。僭越ながら私オレンジがピックアップした格闘技系アパレルブランドの2016年オススメTシャツをご紹介します。
さらに今年の春のトレンドアイテム・ベースボールキャップもフィーチャー。ローラや水原希子などのファッションアイコンたちがクールに決めてよく被っていましたが、このトレンドに格闘技系ブランドもいち早く反応。オシャレで日常使い出来るキャップが揃ってきました。私が被ると完全にグリコ森永事件のキツネ目の男になってしまうので泣く泣く控えていますが、この夏にぜひTシャツと合わせてほしいベースボールキャップも取り上げていきたいと思います。題して「MMAファッション通信2016」。今宵も電波と充電の続く限りよろしくお願いします。
まず最初にご紹介するのは格闘技系アパレルブランドのパウンドフォーパウンド・reversal。今シーズンも数多くのTシャツがリリースされていますが、その中でも一つの潮流になっているのが格闘技イベント「RIZIN」とのコラボアイテムです。どうしても「RIZIN」のようなビッグネームになると素材自体のキャラが濃すぎて、上手く調理出来ずに消化不良になりがちですが、そこはさすがのreversal。これまでも長州力、スタン・ハンセン、アンドレ・ザ・ジャイアント、前田日明といったカルピスの原液のように高濃度の素材を時にはポップに、時には武骨に、時にはスタイリッシュに捌いてきましたが、今回もその手腕をいかんなく発揮してくれました。
最初の素材はRIZIN統括本部長・高田延彦。高田本部長の顔を左半分だけ使用するという大胆なデザインに仕上げてきました。半面だけでも一見して高田と認識出来る存在感(笑)。顔全体や全身写真だと野暮ったくなりそうなところを、存在感を十二分に活かして半面だけ使うセンスは心憎い!しかも、プロレスラーや格闘家としての高田ではなく、スーツにネクタイを締めた統括本部長としての高田を打ち出しているのが実に面白い。完全にしてやられました。お茶の間に名前と顔が知れ渡っている高田であれば、街ですれ違う格闘技に興味のない人も思わず振り返って二度見する可能性大。RIZINを世間にさりげなくアピールする意味でもこの夏に着こなしたい一枚です。
続いてご紹介する素材は現在進行形のレジェンド2人・桜庭和志と所英男。2人が「RIZIN.1」のグラップリングダブルバウトでタッグを組んだ事を記念してダブルネームTシャツがリリースされました。個人的にはあまり良い思い出のないビッグネーム同士のコラボ企画。かつて「笑っていいとも」の最終回でダウンタウンととんねるずが絡んだ時のよそよそしさや、「神出鬼没タケシムケン」でビートたけしと志村けんの噛みあわなさが今でもトラウマになっていますが、そこもまたTシャツマエストロのreversal。ビッグネーム2人の個性を引き出して上手にまとめているではありませんか。
元々、所をサポートしているreversalの定番ビッグマークを基本にしながら、桜庭のアイデンティティーである「39」のマークをプリントして、極め付けは「reversal」ならぬ「revelsaku」!このコラボはマニアにとってはたまりません。高田Tシャツが実写の顔をモチーフにした熱いデザインだったのに対して、一転して桜庭・所Tシャツはロゴと文字、メッセージのみというクールな出で立ち。この振り幅の広さ、引き出しの多さもまたreversalの醍醐味の1つでしょう。今後二度と実現(リリース)しないであろう桜庭・所のレジェンドタッグTシャツ。このチャンスを逃すわけにはいきません!
この記事の続きと、ハッスル誕生と崩壊、スティング、KEI山宮、藤波辰爾、さくらえみとアイスリボンなどがまとめて読める「12万字・詰め合わせセット」はコチラ
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詰め合わせセット 記事内容一覧 http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1019120◉伝説のレフェリーが語るプロレスの魔術と裏側!
ミスター高橋with田山正雄「試合はこうして壊れていく」
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・格闘家のTwitter事情〜RIZINが動くとTwitterが揺れる?
■二階堂綾乃のオールラウンダーAYANO
・カール・ゴッチ「歯があるから虫歯になる。全部抜こう」■二階堂綾乃のオールラウンダーAYANO
・アマチュアMMA出場必要経費13500円
■中井祐樹の「東奔西走日記」
3月15日〜4月14日編 http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1019120
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皆さん、「Tシャツラブサミット」をご存知でしょうか。全国各地に点在しているマニアックなTシャツのブランドやクリエイターが集結して、直接販売する日本最大級のTシャツ直売イベントです。
回を重ねる毎に規模は大きくなり、今年のゴールデンウィーク中に開催された回では出店数は50にも及びました。その中にはジョシュ・バーネットや藤井惠、パンクラスでMMAデビューを果たして脚光を浴びている朱里らのTシャツを手掛ける「アートジャンキー」、アントニオ猪木から佐山サトル、シーザー武志などドマニアックな作品を量産している「ハードコアチョコレート」など、格闘技やプロレスファンにも馴染の深いブランドもイベントの常連。好事家揃いのDropkickの読者の中には実際に足を運んだ事がある方も多いかもしれません。
イベントは2日間のフリーパスで入場料はたったの300円。次回は7月9日、10日で開催されるそうなのでTシャツ好きな方はぜひチェックしてみてください。
…とまあ偉そうに語りましたが、実は私が参戦したのは前回が初めてという体たらく。いやはやお恥ずかしい限りです。ノリや雰囲気が分からず、小市民根性丸出しで恐る恐る門を潜りましたが、所狭しと展示されているTシャツに圧倒されてもはや虜。「あれもほしい」「これもほしい」とすっかりTシャツ購買意欲に火が点いてしまいました。その欲求はラブサミット後にも収まらず、ゴールデンウィーク中に計6枚のTシャツを購入する始末。我が家のエンゲル係数ならぬTシャツ係数は極みに達しています。
さらにタイミングの悪い(逆に良いと言うべきか?)事に、夏に向けて名だたる格闘技系アパレルブランドからもマニアックかつスタイリッシュな新作Tシャツが続々とリリースされているではありませんか。これ以上の無駄遣いはダメとわかっていても手が伸びてしまう。これがTシャツ好きの悲しき性。
そんなわけで今回のMMAオレンジ色の手帖はもちろんTシャツネタ。僭越ながら私オレンジがピックアップした格闘技系アパレルブランドの2016年オススメTシャツをご紹介します。
さらに今年の春のトレンドアイテム・ベースボールキャップもフィーチャー。ローラや水原希子などのファッションアイコンたちがクールに決めてよく被っていましたが、このトレンドに格闘技系ブランドもいち早く反応。オシャレで日常使い出来るキャップが揃ってきました。私が被ると完全にグリコ森永事件のキツネ目の男になってしまうので泣く泣く控えていますが、この夏にぜひTシャツと合わせてほしいベースボールキャップも取り上げていきたいと思います。題して「MMAファッション通信2016」。今宵も電波と充電の続く限りよろしくお願いします。
まず最初にご紹介するのは格闘技系アパレルブランドのパウンドフォーパウンド・reversal。今シーズンも数多くのTシャツがリリースされていますが、その中でも一つの潮流になっているのが格闘技イベント「RIZIN」とのコラボアイテムです。どうしても「RIZIN」のようなビッグネームになると素材自体のキャラが濃すぎて、上手く調理出来ずに消化不良になりがちですが、そこはさすがのreversal。これまでも長州力、スタン・ハンセン、アンドレ・ザ・ジャイアント、前田日明といったカルピスの原液のように高濃度の素材を時にはポップに、時には武骨に、時にはスタイリッシュに捌いてきましたが、今回もその手腕をいかんなく発揮してくれました。
最初の素材はRIZIN統括本部長・高田延彦。高田本部長の顔を左半分だけ使用するという大胆なデザインに仕上げてきました。半面だけでも一見して高田と認識出来る存在感(笑)。顔全体や全身写真だと野暮ったくなりそうなところを、存在感を十二分に活かして半面だけ使うセンスは心憎い!しかも、プロレスラーや格闘家としての高田ではなく、スーツにネクタイを締めた統括本部長としての高田を打ち出しているのが実に面白い。完全にしてやられました。お茶の間に名前と顔が知れ渡っている高田であれば、街ですれ違う格闘技に興味のない人も思わず振り返って二度見する可能性大。RIZINを世間にさりげなくアピールする意味でもこの夏に着こなしたい一枚です。
続いてご紹介する素材は現在進行形のレジェンド2人・桜庭和志と所英男。2人が「RIZIN.1」のグラップリングダブルバウトでタッグを組んだ事を記念してダブルネームTシャツがリリースされました。個人的にはあまり良い思い出のないビッグネーム同士のコラボ企画。かつて「笑っていいとも」の最終回でダウンタウンととんねるずが絡んだ時のよそよそしさや、「神出鬼没タケシムケン」でビートたけしと志村けんの噛みあわなさが今でもトラウマになっていますが、そこもまたTシャツマエストロのreversal。ビッグネーム2人の個性を引き出して上手にまとめているではありませんか。
元々、所をサポートしているreversalの定番ビッグマークを基本にしながら、桜庭のアイデンティティーである「39」のマークをプリントして、極め付けは「reversal」ならぬ「revelsaku」!このコラボはマニアにとってはたまりません。高田Tシャツが実写の顔をモチーフにした熱いデザインだったのに対して、一転して桜庭・所Tシャツはロゴと文字、メッセージのみというクールな出で立ち。この振り幅の広さ、引き出しの多さもまたreversalの醍醐味の1つでしょう。今後二度と実現(リリース)しないであろう桜庭・所のレジェンドタッグTシャツ。このチャンスを逃すわけにはいきません!
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