DGS15年祭神戸公演、お陰様で先週末に無事2日間を終えることができました。
ワールド記念ホールに参加頂いた皆様、応援頂いた皆様ありがとうございました。
これから横浜公演も控えているので、現段階であまり振り返りすぎてもと思いますが、今回の公演は今までのイベントと違って、この状況下になってから初の大規模イベントということで、少し神戸公演を振り返って書いてみたいと思います。
そもそも今回、神戸、横浜公演についてこのタイミングで開催するかどうか自体、悩みました。
(※これは今、エンタメイベントを開催しようとしている他のイベント 、コンテンツも同じだと思いますが)
今回の15年祭(とDGS CAMP)は、2020年に開催予定だったMOBツアー2020 6.9の中止に伴う振替公演ということで、各会場と延期日程の相談をする中で、この日であればDGSが会場使用可能ということで2022年6月4日&5日の神戸・ワールド記念ホール、7月2日&3日の横浜・ぴあアリーナMMの日程をいただきました。(2月の札幌、3月の福岡も同じです)
本音で言うと、もう少し先、もっと世の中が落ち着いたタイミングでやりたいと思ったのですが、イベント会場というのは限られた枠を僕ら以外のイベントや企画も含めての取り合いなので、DGSだけ特別待遇で希望にぴったりあった日程でやらせてくれるというわけにはいかず、選択肢としては、出てきた日程でやるかやらないか(中止)しかありませんでした。(もしくは一旦白紙にして再度数年後で調整し直すか)
やりたいことがあるのと世の中のエンタメイベントの開催状況踏まえて、基本的にはやろうと思っていたのですが、この状況下だと人が集まっているところに行くのに抵抗があったり、職業的なこと、責任もあって会場に行けない、まわりが心配するから遠出できないと言うリスナーが絶対いるよなぁ…と思いました。(実際にそういう声もたくさんいただきました。)
昔から、楽しんでもらうためにやるのに、やったことで逆に受け手の方にがっかりを生むというのが嫌で、イベント会場はなるべく広く、グッズも多めに作ったり、欠品しても可能な限り事後通販とかしてきたのですが、今回、リアルイベントをやるということで、「行けないがっかり」が生まれてしまうことが気になりました。
僕自身は、この2年間、状況を注視してきた中で、今は、状況は少し改善されてきた(対応する方法ができてきた)と思っているのですが、人数が減ったとはいえ皆が何事もなく快復しているわけではないし、この未知の状況の中で専門的な知識もないのに無責任に「大丈夫です!」と不安に思っている人に言うことはできません。
ただ、今、開催を見送って、数年後に改めてやろうとしても、その時に同じことができるとは限らないとも思い、やろうと思ったらできる状況が今あるのであれば、やるべきと思いました。
また、現在の不透明、不安な世の中(日常)を見るとエンタメを求めているリスナーもいらっしゃるだろうなと思ったし、今回来れない方も含めて、次にリスナーと集まれる場を作るためにも、今、完全な理想形ではなくてもやった方がいいと思い、やることにしました。
やると決めて開催発表したものの、世の中の状況とか、番組関係者の状況次第で中止になる可能性がありました。これは神谷さん小野さん諏訪さん、スタッフ、関係者は認識していましたし、リスナーも認識されていたのではないかと思います。
僕も当然認識していました。一番気にしたのは誰かの事情で中止になった時にその人が変に責任を感じなかったらいいなということで、色々な保険(?)をかけることにしました。
札幌、福岡が中止になった場合は、そのしばらく後にCDジャケットと15年祭のパンフレット撮影で丸々1日神谷さん小野さん諏訪さんの(なんなら八木橋くんとちゃんこも)スケジュールを押さえていたので、そこで、有観客もしくは無観客で有料配信イベントをやろうと考えていました。(配信イベント等でしのぎつつ、再び札幌と福岡に行ける日程を探す作戦)(※実際には中止になってからの着手だと有観客の会場探しは難しいのですが)
あとは、2020年にMOBツアーが中止になってから、これまでにこつこつ貯金もしてきました。エクステンドで。
神戸と横浜は大きな会場なので、無事に開催できた場合も、この状況下だと、客席を満員にするのは難しいだろうと予想していました。実際、神戸も今までのイベントのように満員御礼というわけにはいきませんでした。
ただ、そこには少なくない人数のDearGirl、DearBoyが集まってくれて、二日間終わった後、#DGS15年祭 のタグを見ていて、純粋にやってよかったなと思いました。
イベント直前に小野さんの1人リハや神谷さんの1人リハに立ち会っている時は、色々なことを思いました。特に小野さんの1人リハの最初に立ち会った時は、どういう風に迎えるのがいいのかとか、応援するのがいいのかとか色々考えたり、気にしないでくださいと言っても気にするよなと思ったり、最終的に僕に何ができたわけでもなかったのですが、さすが小野大輔、さすが神谷浩史、2人でやれた直前リハは1回だけでしたが最後はきっちり神戸で仕上げてくれました。プロでした。
小野さんの15年祭への出演は(順調に快復すれば)日程的には大丈夫と考えていましたが、振り付けやステージング、3時間を超える内容の段取りを体に入れることは簡単ではないので、僕は、最後の最後は複雑な仕掛けは全部とっぱらって、ステージにパイプ椅子並べて神谷さん小野さん2人で昔話と今後の野望を語ってもらって、「ふつすと」に答えて今の話もして(たまには諏訪さんや僕も加わって4人でDGS雑談もして)、時間がきたら椅子を片して2人に綺麗な照明の中で歌ってもらって(振付特に無し。雰囲気で。)、また秘蔵映像見ながら、あーだったこうだったと蔵出しトークをして、また歌って、またパイプ椅子出して喋って、そんなことをしているうちに終演時間がやってきて…みたいなことでもいいのではと思っていました。
結果的に、その秘策を言い出すこともなく神谷さん小野さんの積み上げた努力と、関係者のフォローで神戸公演は当初描いた素敵なエンタメとして行うことができました。(こちらのチャンネルに登録はされていないと思いますが、関係者にも改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。あと、引き続きよろしくお願いいたします。)
次は7月2日、3日、横浜・ぴあアリーナMM 2DAYSです。
7月の横浜公演に向けて、諏訪さんとも先日打ち合わせしましたし、横川さんも精度を上げていくとTwitterでつぶやいていたし、神谷さん小野さん達と横浜用のリハ始めましたし、神戸に続いて、また楽しいお祭りになるのではないかと思います。
DearGirl、DearBoy、リスナーの皆様には可能な方には、DGSは色々対策して開催していますので、是非、横浜・ぴあアリーナMMに来ていただいて一緒に楽しんでいただきたいと思いつつ(まだまだチケット発売中です。)、無理はしないでくださいと思いつつ。
(どっちなんだと思われると思いますが、どっちともなんです。どっちかの気持ちが届けばと思います。)
僕は僕の持ち場で。
今日もグッズ売っています!
※一部グッズになりますが、A&GショップでDGS15年祭グッズの通販実施中ですー。
コメント
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内田社長、率直なお気持ちを聴かせてくださってありがとうございます。
やはりこの時期、開催するにあたり様々な思いがあったのですね。
わたしも職業的に「遠出してよいのか」ということを最後まで悩みました。
結果、悩みながらも行ってよかった…!
このコロナ禍で、非日常を味わうことが一切なくなり、
家と仕事を往復するのみ、人と可能な限り会わないという日常になりました。
今回のイベントで、日常と違う景色を見る、普段会わない人と会う、日常で味わえない感覚を得る、という非日常を味わえて、
ストレス解消し日々の疲れが取れ、日々頑張れる力をもらえたと思います。
グッズを買うのに長時間並ぶのも、3年前なら当たり前の日常が新鮮でした。
毎週のラジオという日常の中で、イベントという非日常がとても刺激的で日々の糧になることを思い出しました。
神戸公演に続き、横浜公演も参加できるのでまた非日常を味わいに行けるのが楽しみです。
余談ですが。。。今回の神戸公演は映像パッケージ化の予定がないとtwitterで拝見しました。
MOB神戸⇒幕張ツアーのときのような同じテーマの中で回数や日々を経て、変化を感じるのが大好きで
今回の神戸⇒横浜でも何らかの変化を感じ、またオーコメでの感想をお聴きしたいなぁと思いました。
以前のブロマガで円盤化の工程の多さ、大変さを拝見しておりますので、
簡単にできることではないと思いますし難しいとは思います。
開催されるだけで嬉しい!のですが、オーコメ大好き民として円盤化されたら嬉しいなという気持ちだけ申し添えておきます。
(ID:2878446)
内田さん、神戸公演お疲れ様でした。
皆さんが大変だ思いますが、開催を決めてくださって、本当に感謝します。
どのイベントも楽しいから参加しますが、今回のイベントで改めてDGSのイベントは本当に面白いなと実感しました。
イベント中だけではなく、その前の話、その後の話もラジオで聞けたり、ただ3時間のイベントではないと毎回思います。
会場の周りに案内スタッフがいてくれて、案内してくれたり、物販も終わった後も人がいなくなるまで販売してくれたり、会場内の優しい案内やパイプ席全室にある程度スペースがあり、床にテープを張ってくれたり、細かいことまでファンに思ってくれて感動しました。
ストレス解消のつもりでライブやイベントを参加すると道を迷ったり、物販に苦労したり、席が狭すぎて体が痛かったりして、本当にストレス解消できるかと何回も思ったことがあります。でもDGSならその心配は一切なくてただただ楽しめました。
メインの小野さん、神谷さんももちろんですが、内田さん、スタッフの皆さんもお体に気を付けてください。
元気で万全な状態の皆さんを見れたらうれしく思います。
(ID:63202310)
内田さん、ブロマガ拝読いたしました。
神戸公演お疲れ様でした。
改めて今回の開催は容易ではなかったこと、様々な幸運のもと開催され、私も参加出来たのだと感じ、ブロマガを読んでいて感動しています。
横浜は配信での参加になりますが、それでもこれからもDGSを応援していきたいと思います。