DGS CAMPin福岡から早くも1ヶ月経過。既にDGS15年祭の最速先行予約の当落も発表されているタイミングですが、僕は今回もDGS CAMPを振り返ってみたいと思います。
今更の説明ですが、DGS CAMPは大きく分けると二つあります。
1つは、山中湖で行った「キャンプ」(ロケ)。
これがキャンプであることについてはどなたも疑いの余地はないですよね。テントを張って、焚き火をして、アウトドアクッキングをやって。(最終的にはホテルに泊まりましたが)
そして、二つ目は、札幌と福岡で行った「CAMP」。
DGS CAMPはキャンプをコンセプトとしたイベントとなっていましたが、一番大事なことは、「テントを張る」ということよりも、スタジオを飛び出して、その土地、その土地に住むリスナーに神谷さん小野さんが、番組が「会いに行く」ことです。
スタジオの「ドア」を開けて行くということで「アウトドアラジオ」なんていう言い方もしています。(諏訪さん命名)
DGSは、この4月で丸15周年を迎えました。
これまで何度か番組イベントを行なってきましたが
DGS CAMP in 札幌、福岡以前は、
関東から離れた場所でイベント開催したのは
2015年の
MOBツアーの神戸ワールド記念ホールだけでした。
(パシフィコ横浜→日本武道館→三郷市文化会館→神戸ワールド記念ホール→幕張メッセイベントホール→さいたまスーパーアリーナ×2回。後は時々、幕張メッセ)
その一方で、
劇場版ラジオでは、ありがたいことにラジオの放送エリアを超えて、北は北海道から南は九州・沖縄まで幅広い地域の劇場で公開することができて、たくさんのリスナーにお越しいただいていました。(
MOVIE2では上海、香港、台湾、香港まで広がりました)
そうやって全国で番組を楽しんでいただいているDearGirl、DearBoyがいらっしゃる中で、その方達にいつも東京(関東近郊)まで来てもらうというのは、交通費もかかるし、宿泊費もかかるし、大変だよなぁと思っていました。(ライブビューイング実施したりもしましたが)
とは言いつつ、2人は多忙を極める人気声優なので
関東近郊以外でイベントができるようなスケジュールは中々なく、(そもそもDGSは番組イベント自体が多くないです)数少ないチャンスに、なるべくたくさんのリスナーと2人(番組)が一同に会する機会を作ろうと思うと、結果的に、東京近郊、関東圏で、なるべく大きい会場で実施するのがよいのではというのがこれまででした。
ただ、
SURVIVEが終わった時に思ったのは、「やっぱり東京(関東圏)以外のところにも2人を連れて行かねば」ということでした。
いつかできると思っていることは、いつまでもできないし、
いつでもできると思っていることは、いつのまにかできなくなっていたりします。
何事も勝手にできあがるということはないわけで、
建物だったら材木切って組んでいかないと完成しないし(*木造の場合)、
植物だって種植えて水あげて肥料あげて面倒みてあげないときれいな花も咲かないし実もならないわけです。(野生というミラクルはあるかもしれませんが)
何かをやりたいと思うなら、「なったらいいなー」と漠然と思っているだけではなくて、実際に動くこと、その実現に向けて努力することが必要です。
2015年に開催したMOB全国ツアーは、「全国」と言いつつ、千葉と兵庫の2県という「なんちゃって全国ツアー」でした。
そこから5年経って迎えたMOBデビュー6.9周年というロックイヤー。ここでやらないで、いつやるんだというタイミングでした。
昔、小野さんが番組でやりたいこととして、「五大都市を回る全国ツアー」みたいなことをラジオで言っていた回があって、僕もそれをラジオ番組でやれたら面白いなと思ってメモしていました。(五大都市は東京・大阪・名古屋・札幌・福岡みたいなイメージだったかと思います)
そんな念願の全国ツアーということで準備を進めていましたが、ご存知のように、ご時世的な事でやむなく中止となりました。
未知の状況の中でギリギリまで何とかできるんじゃないかと素人考えで開催の可能性を探っていましたが、やはり厳しいとなってギリギリで中止の判断をしました。
おそらく状況もあるので皆さん仕方ないなと思っていただいたと思うのですが、残念だなぁと思ったリスナーもたくさんいらっしゃったかと想像します。
残念を生んでしまったことが僕にとって非常に残念で(楽しませるのが本来の役割なのに)、
「DGS、地方に行く」プロジェクトなんとか実現したいと改めて会場&時期など調整の協力を各所にお願いしていきました。
そして、関係各位、各方面のご協力のおかげで、
今回、
DGS CAMPを行った2月&3月の札幌&神戸の会場をいただくことができました。
当初の予定よりも2年(正確には1年半強ほど)遅れて行くことになりました。
時期がずれたことで、MOBツアーではなくて、番組でなぜか流行していた(?)「キャンプ」の要素をメインにまとうことになり、DGS CAMPとなったわけです。
※単純にMOBツアー2020をやろうとしないところはDGSのこだわりというか、良いところだなと思います。1回考えたものでも時期が合わなければ捨てて新しいことを考えようというストイックさはすごいなと思います。
(結果、15年祭が困るということになったようですが)
ご時世的なこともあり、札幌、福岡ともに会場キャパの半分での実施となり、もともと商売的に収支とるのが難しいと言われる地方公演が(*東京も含めた全国ツアーのトータルで収支を合わせるそうです。イベント業界豆知識として教えてもらいました)最初から収支厳しいのが確定した状態で実施することになって「本当にやっていいのか。」と正直言うと、一瞬躊躇した瞬間もあったのですが、こういう時にやるために約10年間のエクステンド貯金(蓄積?)があるのではないかと思ったのと、元来の楽観的な性格(というか、いい加減な性格?)もあり結局ゴーしちゃいました。
社長(経営者)としてはどうなのかと思う部分もありますが、DearGirl、DearBoyのおかげで現在のエクステンドがあるのは間違いないので、普通に考えて、ここはやるしかねぇと思った次第です。
DGSが始まった時、20代だった小野さんも、まもなく40代半ばに。主要メンバーがアラフォーどころか、その先も見えてきている今、今まで以上に一年一年が大事だなと思うようになっていて。基本的に、やらせてもらえる機会があるならやるべしと思っています。
やっての感想で言うと、
会場で嬉しさ爆発させてステージの神谷さん小野さんを見ている札幌、福岡、そして全国から駆けつけてくれたであろうお客さん(DearGirl、DearBoy)を見ていると、やってよかったしかなかったです。
それでも会場キャパの関係で参加したい人が全員会場で参加できたわけではなく、採算で言うとやっぱり厳しかったのですが、DGSが16年目も、17年目もエンタメを続けていくのであれば、やるしかないというのが僕の想いです。
余談ですが、
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内田さんこんばんは!遅くまでお仕事お疲れ様です…!ブロマガ楽しみにしておりました!
今回の諏訪さんのブロマガにもあったようにその時その時に真っ直ぐ向き合って最善のものを届けてくださるDGSの皆さんが本当に素晴らしく、改めてこの番組に出会えて幸せだなぁ…と感じました。
このご時世に限らず大きなリスクを伴うことも多いイベントやエンタメにおいて何よりもリスナーを第一に考えてくださること、本当にありがたく思います…。
オンラインでも現地でもDGSのイベントは充足感や多幸感にいつも溢れていて参加出来てよかった…!応援していて良かった…!大好きだ!という気持ちでいっぱいになります✨
今回のDGSCAMPも色々な困難を乗り越え開催してくださったこと、とても感謝しております…!
15年祭は私自身としては久しぶりの現地参戦となりますので今からとってもわくわくしています!いつも全力で楽しませてくださるDGSの皆様が何より健康で楽しく当日を迎えられますよう心より応援しております…!