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相模原市は 両親から虐待を受けつづけ 自殺を図った
中学2年生の男子生徒が先月末に 亡くなったと発表しました。
平成25年11月に 相模原市中央こども相談課から
相模原市児童相談所に、 当時小学6年生だった
「男子生徒の顔にあざ」の 通告があり、 児相は虐待と
把握しました。 生徒は「家に帰るのが恐い」と 市側に
保護を求め、「施設に入れて」と 願ったのでした。
しかし、 生徒の願いは 実行されませんでした。
翌年5月、中学生になった生徒は 親からの暴力に
耐えきれず、近くのコンビニに駆け込み、
救いを求め 警察が生徒を保護しました。
この時も 生徒は養護施設に入れてと 願ったのでした。
養父から投げ飛ばされて、ベッドで腹を 強く打ったのでした。
彼は母親の連れ子であり、弟がいますが、友人には
親が 弟ばかりを かわいがっていると嘆いていました。
児相は 6月から、通所での両親への指導や 児童心理司による
生徒との面接を続け、「親子関係に改善が見られた」として
重大事案として とらえていなかったようです。
その一方で、父親から受けた生徒のあざを中学校が確認し、
児相に連絡するも 担当職員は上司に報告していませんでした。
そして とうとう生徒は、同年11月中旬に祖父母宅で
自殺を図って 意識不明となりました。
その後、今年2月に様態が悪化し 死亡してしまったのです。
児童相談所は、保護者の同意がなくても 強制的に子供を
保護できる 一時保護の権限を 行使できたにもかかわらず、
職権で 保護しなければいけないような 窮迫した状況には
なかったとして 生徒を保護しませんでした。
たび重なる生徒の訴えは、記録上は残っていますが
その対応については 何も なされませんでした。
児童相談所の鳥谷明所長は 「児相の対応に間違いはなかった」と
会見で語っていますが、一体 何が間違ってなかったと
言えるのでしょう。 生徒の切なる「SOS」が判らない人を
何故、 児相の所長にするのでしょうか。
こういう人達に 私達の税金が使われているなんて
腹がたちます。
この人たちの無責任極まりない 薄情な対応の罰として、
6か月の給料停止 ないし 又は、 いっそのこと 辞職して
もらうかして欲しいものです。
また、この親にも 保護責任者過失致死の罪に
問われるべきです。
「家に帰るのが恐い、家に自分の居場所がない」と
中学生に 言わしめるほどの家庭とは どんなだったのでしょう。
産みの母親とその夫は、しつけのつもりで手を挙げた、と
虐待の いつものパターンで言っています。
そんな 子供が家に帰りたくない程の しつけが あるのでしょうか。
「弟ばかり可愛がって」と 泣かせるほどの いままでの
経過をみれば、児相は その職権を使って強制的にも
この生徒を保護するべきでした。
彼の「施設に入りたい」という、たび重なる訴えは
ついに叶いませんでした。
彼は 一時保護所ではなく、施設に入ることを 強く望んでいました。
なぜなら、一時保護所では 大好きな学校に行くことが
出来ないからでした。
どんなに悲しみと 落胆の日々を過ごしたことでしょう。
家があるのに、 施設に入りたい などと子供に言われるなんて、
悲し過ぎますね。
児相の対応にも、 両親の対応にも落ち度があり過ぎて、
本当にいたたまれません。
彼の切なる望みは 叶いませんでしたが、
今後、このようなケースが出た時 二度と同じような
可哀相な悲劇が起こらないよう、 しっかりとした対応を
していってもらいたいと 切に思います。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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