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２月１５日、『はてな匿名ブログ』というサイトに
「保育園落ちた日本死ね」という　ひとりの母親が
綴ったとみられる怒りの匿名ブログ、
私も以前から　保育園問題や待機児童問題は
大問題と感じていて、ブログや　いろいろな講演の時に
訴えかけてきました。
この記事が NEWSになっていることを知り、
援護する気持ちでいっぱいです。

当初　言葉が乱暴だ、汚いとか　匿名であることへの
不信感からか、そのことを問題視している人も
多かったようですが、これを書いた母親らしき人の
意見は、悪態をついた書き方だとしても　
まさしく勇気ある意見だと私は思っています。
よく読めば、その通りです。

以前から抱えられていた保育園問題を
この過激な言葉づかいでの書き方だったからこそ　
大きな波紋となり、共感のコメントが一挙に
３万件も集まったのです。

その後国会でも取り上げられましたが、安倍総理は
匿名記事に対して回答を避けて逃げているようでした。
しかし問題視し続け、解決策を見出すまで、行動を
起こし続けようという強くたくましい　その声が　膨大に
集まるまでになったのでしょう。　匿名ではだめというならと
母親のひとりが　私も保育園落ちたと　名乗りをあげました。
ハッシュタグというソーシャルネットワークを活用した
朱音（あかね）さんという名の女性が、Twiiterで発言しました。
このお仲間から共感者たちが　さらに拡がりました。
国会前でのデモは、今までの多くのデモのよう
ではない、各々無言でプラカードを掲げる　４０名ほどの
デモ行為が　起こるまでになりました。
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このことをきっかけに、多くの番組でこの保育園問題が
取り上げられるようになりました。さらに、専門家が
「なぜ保育園が　足らないのか」を発信し始め
大きく拡がっていきました。

私がヨーロッパ・ロケで　日本を離れる前、
２万７０００人分を超える署名が、９日　塩崎厚生労働相に
手渡された NEWSになっていました。

また、別の記事では、
日本は　あと３年で女性たちが「この国で産んでも大丈夫なんだ」、
「仕事を奪われることはないんだ」と、実感できないと、
今後１００年　日本の人口は増えないということが書かれていました。
団塊世代、団塊ジュニア世代と人口の大きな山があり、
この団塊ジュニアの世代が産むことによる　ベビーブームは
起きることがなかったといいます。　　　
この団塊ジュニア世代が　今、ちょうど４０代になるところ。
今、４０代でも５万人が出産していて、その数は
全体の出生の５％を占めているそうです。
ですが、あと３年くらいで　その動きも落ち着いてしまうと
いわれているといいます。妊娠が難しくなる
４５歳以上になるからだそうです。
「産んでも大丈夫」という実感ができなければ
現在　日本の人口は１億２千万弱、今から８４年後の
２１００年の人口は　現在の約４割になるそうです。
日本国は、滅亡の一途です。

EUでは、保育園やベビーシッター代は「仕事の経費」になります。
税金の控除も受けられます。　　
だからこそ多くの人が働く選択をして税金を納めているのでしょう。
日本も　そうならねばならないのではないでしょうか。

日本の国家予算は過去最大で総額 96億7218億円。　
暮近くなると日本のあちこちで東京のあちらこちらで、少し前にも
やっていたと思われるような土管工事がされ始め、日本の
道路が遮断されます。　
皆さんが言うには予算を使い果たさないと次のが
もらえなくなるから不必要な工事をしているんだと、まるで
当たり前のように言う人も、それを見ている庶民の方々も
普通の事のように神経が麻痺された発言をしています。
日本の無駄遣いはこれだけにとどまりません。色々な学校法人が
何百億円も助成金を受けてすごく立派な建設物を建てています。
その学校の内容と結果どうなっているのでしょう。

日本の国家予算は過去最大で総額96億7218億円。　
例えば私は、東京・大阪を１時間でつなごうとしている
リニア・モーターカーには大反対です。
日本の全人口のうちの何人の人が、これを必要と思い
それを望んでいるのでしょうか？１時間で移動したいなら
飛行機があります！　新幹線や飛行機とほぼ十分な
移動手段が　あるにもかかわらず、大金を使い
山々を崩し切り裂き、その山々に住んでいる小動物を
追い出し、生態系を破壊する、自然界を崩すことは
これ以上してはならないはずです。
また、乗ったら最後　トンネルばかりで　景色も楽しめません。

リニア・モーターカーにかけている費用の１/１００の
予算で保育園を増やすことと、保育士を育てることと、
十分な賃金を支払う助成に使うことができます。
リニア・モーターの技術を運用したいのなら、大陸を持つ
アメリカや　ロシア、中国に売ればよいのです。

いまもネット上では、悲鳴がつづられ続けています。
少子化は日本の未来に大変な影響を及ぼすのは
明らかです。

保育園に入れないのは仕事をする権利を　奪うこと
女性の社会での活躍への差別的なものであること
日本は若く社会貢献できる人間を育てなければ
日本の未来は　ほんとうに絶望と私は恐怖を感じています。

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では皆さま次号をお楽しみに。