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10月31日 午前11時半過ぎ、 栃木県 宇都宮市
芦沼町の 鬼怒川 東岸の 河川敷で
通行人が 犬の死骸を 発見しました。
50mほどの 範囲の 河川敷、 川の中から
44匹の死骸が 見つかったのです。
1日にも 新たに 2匹の 犬の死骸が見つかり
他にも 川に流されるなどして 未発見の死骸が
あるかもしれない とのことです。
トイプードルなどの 複数のペット用の犬で
いずれも 小型犬の 成犬。
目立った外傷もなく、 腐敗はなし。
死後 間もない犬で、 中には 首輪をしていたり、
洋服を着た犬も いたとのこと。
現場を見た人は、「高級な犬、 雑種じゃなくて
高級な犬なのかな という感じ。 5、6匹が
山になって 置いてあったというより 一体一体、
バラバラと 投げ捨てたような、 車を止めて
その場で 投げ捨てた感じ。 同じ人間として
そんな事を やったというのは 非常に 残念!」と。
いったい 誰が この場所に 捨てたのでしょう?
洋服を着た犬や 中には ICチップが 埋め込まれた犬もいたそうです。
回収後に 死骸を見た人は、「首輪をしていたのは 5~6匹。
洋服を着ていたのは 3匹くらい。 ICチップを
探索する機械があって、 それで 一匹一匹調べて
そうしたら 何匹か 入っていた。 (ICチップは)
犬の名札みたいなもの。 迷子になった時に
それがあれば わかるし、 飼い主が 捨てたようではない。
普通、 飼われている犬は 散歩したりするから
爪の先が 減っているけれど、 意外と先が
とんがって 長めの爪をした犬が 多かった。
一般の家庭に 飼われている犬だったら、 あんなに
爪が伸びていないし、 ちゃんと 手入れしている。
全部とは言わないが、 ほとんどは (数日前まで)
生きていたと思います。 本当に 一度に
抹殺されたのかなと いう感じです。」
そして、 6日後の 11月5日 午前10時半頃にも、
栃木県 那珂川町 富山の 林道の崖下 10mの範囲に
小型犬 27匹の死骸が 放置されているのが
県動物愛護指導センターの 職員が見つけました。
死んでいたのは ミニチュア・ダックスや トイ・プードルなど
外傷はないものの、 一部は 腐敗が進んでいたとのことです。
今回の二つの事件は 同じ 栃木県内で 起きた事、
栃木県警は 関連を 捜査しているということです。
一般の飼い主でなかったら、 誰が捨てたのでしょう?
「40匹以上という 数なので 業者が 関与している可能性が
高いと思う。 一気に その数が死ぬというのは 考えにくい。
例えば、 一匹一匹 死んでいったのを (葬儀業者が)
冷凍保存していって、 あふれちゃって 手に負えなくなって
遺棄したとか、 ブリーダーとか ペットショップが
捨てる犬や 猫を お金を取って 引き取る業者もいて
一般の人からも 引き取りをやっているが、
そういう業者の中で 例えば 感染症が出て、
バタバタと死んで 手に負えなくなって 捨てたという
可能性もある」と、 動物保護団体の関係者は 言っています。
警察は 動物愛護法違反や 廃棄物処理法違反の
疑いで 捜査中です。
ブリーダーとか ペットショップが 捨てる犬や 猫を
お金を取って 引き取る業者もいて、
動物の死体は 廃棄物処理法では 一般廃棄物に
該当するのです。 「廃棄物の処理 及び
清掃に関する 法律」 (以下 廃掃法)によれば
第二条 第一項で 「動物の死体は 廃棄物である」と
定義され、 普通のゴミとして 扱われているのです。
さらに 廃掃法 第十六条 第二項では、
「何人も 廃棄物を 焼却してはならない」 と されている為、
飼い主は 自分のペットが 死んでも 勝手に 火葬することが
できませんが、 ペット葬儀業者は 認められているのです。
業者による ペットの 不法投棄は 過去にもありました。
2010年4月、 埼玉県 飯能市 正丸峠 付近の 崖下で
約 180頭の 遺体が発見されたのでした。
調べによると ペット葬祭業者の犯行で 10年以上も
遺棄していたらしく その数は 数千匹という報道もあります。
家族として 大事に扱い、 亡くなったら
厚く弔うつもりが こんな業者に 頼んだばかりに
崖下に 投げ捨てられていたなど 考えただけでも
無念ですし、 胸が 締めつけられる思いです。
ゴミ袋に入れられ、 一般ゴミのように
捨てられていたなんて、 亡くしただけでも
悲しいのに 一体 なんていう事をするのかと
二重の悲しみ、 憤りでいっぱいです。
飼い主の方は 自分の犬や猫に対して 申し訳ない
気持ちで許しを 乞うばかりでしょう。
早く 犯人が 捕まることを 願います!
人は 動物を商品として 生産・販売し、
売れ残りや 要らなくなった 動物たちを 秘密裏に殺害、
ゴミのように破棄、 行政は ゴミとして 動物を引取り
「殺処分 焼却」するというのが 現状です。
これが ペット天国と言われている 日本の現状なのです。
命を大切にし、 人と動物が 幸せに暮らせる社会の実現、
人間と動物は 共生・共存しなければなりません。
殺処分をできる限り減らし、 最終的には オリンピックまでに
日本を 殺処分ゼロにすることを 目指し、
お子さまの時から 動物に愛と慈しみをかけることを教え、
そして 最後まで 立派に飼うことの責任感をもつ
という自覚をもっていただかなくてはなりません。
ペットに関わる業者も 数知れない程 あります。
悪徳ペット葬儀業者や 悪徳販売業者の 販売規制なども含め、
動物虐待防止などはもちろんのこと、 動物愛護法改正を
早く 実現していただきたいと思います。
ここで 再び ガンジーの言葉を ご紹介します。
「国家の偉大さと 道徳的水準は、 その国の動物達が
どう扱われているかによって 判断することが 出来る」と。
皆さま どう思われますか?
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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