アメブロでは言えない話 ~The Salon of Lady Dewi~

『 震災の復興は今 』 【Vol.239】

2014/03/13 13:36 投稿

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  • デヴィ夫人
  • 震災復興
  • 牛殺処分
  • 被災地
  • 復興予算
皆さま ごきげんよう。
私の ブロマガを ご購読くださり、
ありがとうございます。
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東日本大震災の発生から 3年となりました。
昨日は TV各局 震災の特集を放送していました。

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東京 国立劇場では 天皇皇后両陛下を迎え、 追悼式典も催されました。
「被災した人々の上には 今も 様々な苦労があることと 察しています。
この人々の 健康が守られ、 どうか 希望を失いことなく
これからを 過ごしていかれるよう 長きにわたって
国民 皆が 心をひとつにして 寄り添っていくことが 大切と思います。」
との お言葉を 述べられました。

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死者 1万5884人 行方不明 2633人 (警視庁まとめ)
その中には 石巻市の大川小学校の 幼い命 74名が死亡、
内4名の児童は 今だに 行方不明者。
深い悲しみは いつまでも心に 残りますが
3年経った復興の様子は いったいどうなっているのでしょうか?
陸前高田市では 全壊家屋が3801棟、 そのうち、現在
仮設住宅に 住んでいる方が 4800人です。
公的な住居の 整備計画進捗率を見てみますと
現在完了している住宅は78戸、 計画住居は 3236戸なので
わずか まだ 2.4%しか 進んでいないのです。
大規模な造成をしているため、 整備に 時間がかかっていることは事実です。
土砂を運ぶ 巨大吊り橋(〝希望のかけ橋〟)は完成したものの
まだまだ進まない住宅再建です。

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一方では 震災における 原発事故により 原発20キロ圏内の
家畜を 高線量で 〝生かした〟 牛を 被ばく研究対象として
〝提供〟し、 現在 放牧されたままになっているのです。

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牛に変化がおきてきたとすれば、 それは原発の事故の影響だと
チェルノブイリ以降、 いろいろな議論がある人間の
被ばくの影響や 福島の子供の甲状腺がんの話への反映も
できるのではとのことからです。
土壌調査、 空間線量、放射線量なども 調査しながら
被ばくの研究を 行っているのです。
飼い主も 現在は 立入禁止区域内で、被ばく防止のため
将来的に 無人管理にするとのことですが、
飼い主は 「牛に世話になってきた 我々畜産農家の 責任のうえで、
ちゃんと 面倒を見てあげないと・・・」と、 涙ながらに 牛をなでる。

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放牧しているので 山の上の方まで 牛道ができ、
高瀬川の渓谷まで牛の道が続いているのです。
とても 素晴らしい 綺麗な渓谷だそうです。

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しかし、それ以上は行かないよう 電気牧柵を張ってあり、
一応 飼育している形には なっているようです。
この3年・・・牛の飼料代は 年間 1頭あたり 約20万円。
それも すべて 酪農家の 自己負担です。
順番にやってくる〝安楽死〟の覚悟。
すでに 内閣府の指示で 20キロ圏内の 家畜の殺処分は
牛だけで 1692頭。

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出荷、移動、繁殖をしない 約750頭は その地で 継続飼育、
遺伝子変化の解析やら 内部被ばくの測定など
その研究は進んでいるのです。
しかしながら その研究予算も 少なくなり
酪農家の負担も 莫大なものになってきたこともあり
〝 家畜と農地の研究会 〟が 最後の最後まで 存続することが
理想ですが 〝解散〟することも視野にあるとのこと。
そうなると 〝牛を殺せ〟という意味合いになるのです。
生きている牛を 何の罪もないのに殺すなんて ・・・・・
かわいそうでなりません。
大事に育てていた牛を きっとわが子とも思う
愛おしい牛を 自分の手で殺すのは 想像しただけで
胸が苦しくなってきますね。

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復興はまだまだ進んでいません。
復興支援の義援金も 足りなくなってきているのです。

菅内閣の 民主党政権の時、 被災者の就労の為にと 各都道府県に
40~50億円、 合計で 2000億円を 配布したのでした。
しかし、その復興予算の使い道は 全く 違うものでした。
鹿児島県屋久島町では ウミガメの保護監視の為 300万円、
タニシ駆除に 478万円、 健康づくり 減塩レシピ集等作成普及事業に
423万円、有害鳥獣対策事業(イノシシやカラス等)に 1700万円、
鳥取では 「国際まんが博」PRのため ご当地アイドルを結成、
人件費に約4000万円が 復興予算だったり、
兵庫県では サル被害の防止対策に 900万円、こうのとりの
出会いサポーター設置事業に9500万円、 ため池 老朽化 実態調査に
4000万円の予算が計上されたり
他にも 被災地の岩手県、宮城県、 福島県ではないところの
林道整備だったり、 道路整備だったり ・・・・・
これは 氷山の一角、 いろいろなことに税金が無駄遣いされていたのです。
こんな無駄使いをするくらいなら、 家を失った方々に家を、
漁業、農業、産業、工業に 携わっていた方々に 再興資金を
他にも 復興に直接 役立てるお金の使い道はいくらでもあったはずです。
復興予算の使い方が 根本的に 間違っているのです。
復興に向けて 国民が一丸となって頑張らなければいけないのなら
まずは 国が しっかりと しなければ 復興は進まないのです。
各地にまわすのではなく まずは被災地に とにかくお金を集めて
復興支援しなければいけないのではないでしょうか?


皆さま どう思いますか?

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では 皆さま 次号をお楽しみに。

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